仙谷氏 消費税率引き上げ理解を
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仙谷氏 消費税率引き上げ理解を

1月7日 14時49分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の仙谷政策調査会長代行は、徳島市で講演し、社会保障と税の一体改革について、「社会保障制度を少しでも安定化させるためには、国民にさらに消費税をご負担いただかないといけない」と述べ、消費税率の引き上げに理解を求めました。

この中で、仙谷政策調査会長代行は「社会保障費に国の税金を投入する分は、いまは29兆円程度で、これを仮にすべて消費税で賄うとなれば、いまの5%の税率では20兆円程度の不足が出る」と述べました。そのうえで仙谷氏は「社会保障を少しでも安定化させるためには、国民のみなさんにさらに消費税をご負担いただかないといけない」と述べ、社会保障と税の一体改革に伴う消費税率の引き上げに理解を求めました。また、仙谷氏は、欧米諸国が核開発を続けるイランに対し経済制裁を強めていることに関連して、「イラン情勢がおかしくなったら、原油価格がいまの2倍の1バレル200ドルになるという観測が出ている。いまは原油や天然ガスによる発電に比重がかかっているが、電力の安定供給のためには原発の再稼働が相当程度必要だ」と述べました。