8日午前、東京・中央区の築地市場で火事があり、店舗など155平方メートルが焼けました。警視庁は現場近くで溶接作業をしていた火花が引火したとみて当時の状況を詳しく調べています。
8日午前9時すぎ、中央区の築地市場にある建物で火事があり、消防車など30台のほか、ヘリコプターが出動して消火活動に当たりました。火は1時間余りで消し止められ、2階建ての建物の1階部分およそ155平方メートルが焼けました。警視庁によりますと、火事があったのは水産卸業者の店舗などが並んでいる場所で、2階にある倉庫を修理するため作業員が溶接作業をしていたところ、防火シートの隙間から火花が1階に落ち、店舗や置いてあった発泡スチロールなどが焼けたとみられるということです。8日は日曜日で市場は休みのため、出火当時、見学者はおらず、火事によるけが人はなかったということです。警視庁は現場検証を行って、出火当時の状況を詳しく調べています。