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さくらインターネットのクラウドで長期間にわたる障害が発生
レンタルサーバー事業などを運営しているさくらインターネットのクラウド事業「さくらのクラウド」において、ストレージネットワークに関する不具合が長期化している。昨年12月9日からの障害から間もなく1ヶ月が経とうとしているが、一部ユーザーの性能面に支障が出ているなどしており、同社は1ヶ月分の利用料金を無料とする取り扱いを始めた。
さくらインターネットはレンタルサーバー事業で大手で、2004年7月にレンタルサーバー事業を展開しはじめ、現在では最低価格1ヶ月125円~という低価格帯でのサービス提供に定評がある。
同社のクラウド提供事業「さくらのクラウド」では、12月9日以降、ホストサーバがダウンして収容されたユーザーのサーバにアクセスできなくなる現象や、ディスクに対する読み込み・書き込み処理が不定期に失敗し、利用中にサーバのエラーログおよびコンソール画面にその症状が出力される現象が発生していた。特定パターンの通信がストレージネットワーク用のインターフェースに影響し、通信障害が発生したことが原因とされ、同様の状態は12月24日までに回復したものの、その後もディスク入出力の占有を防ぐために行った設定の影響により、一部のユーザーにおいて性能が低下する状況が発生しているという。
「さくらのクラウド」のユーザーによるとデータの一部消失があった者もいると見られ、対策は難航していると見られる。Twitter上では、同社からお詫びの電話連絡などがあったというつぶやきも見られており、大手レンタルサーバー事業会社のクラウド事業だけに、今後の動向に注視が必要となりそうだ。
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