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小諸方言
あか 赤ん坊
あかはら 赤痢、あけーはらともいう
あちゃ それでは
あちゃまあ それでは
あちゃごめんないし それでは失礼します
あっくい かかと
あのけんまく あのように沢山
あばける 戯れごとをする
あま 女の人
あまっこ 女子
あやける あわてる
あらいも さといも
あらける あばれる
あれっぱか あんなに少しばかり
あんしゃ、あんしゃん 兄さん、子息
あんねんまく あれほど沢山
あんべい あんばい
いかず、いかざあ、いかずに 行こう
いかさま いかにも
いくど 行くぞ
いけやしねなあ 余り良くなかったですね
いごく 動く
いこじっとり 卵を暖めている鶏
いこじる 強情で始末が悪い
いじかめる いじめる
いずむ ねたむ、ひがむ
いそんで 急いで
いっかる のる
いっける のせる
いなこと 変わったこと
いぼっつり すねている状態
うわっか 表面
うっつぶさめ うつぶせ
うのら おまえたち
うわっか 表面
うんどうかい 遠足
うんめい うまい
えぇかん 非常に、えぇかん待った
えびつ いびつ
えらい 大変
えつける ゆわえつける
えっける 乗せる
えべ 行こう、歩け
えべや 行こう
えぼ(をつる)、えぼっつり すねている状態
おあがりなんし お昼時に別れる挨拶
おい おまえ
おいと、おいどら、おいだれ、おめと おまえたち
おおさ 大きい田
おおたら ずぼら、しめくくりがない
おおまくれい 大食漢
おかた 奥さん
おかっつあま 他人の妻の敬称
おくんなんしょ、おくんなんし、おこんなんし ください
おごっそう ご馳走
おこびれ おやつ
おざんざ 煮込うどん
おしかけ すいじの準備
おしきせ 晩酌
おしずかに (主に帰るときに)失礼します
おじゃしき 座敷
おしゃべ おしゃべり
おじゃんぼん 葬式
おじゅうこ 余計なこと
おしょうし お笑止
おしょる 折る
おせえる 教える
おそべ 真剣勝負でない遊び(反対語−ほんこ)
おたくら 滑稽、信用できぬ事
おたち 余分に食事を食わせること
おたりや 馬鹿者
おちょーべー
おっかく 割る
おっくじる 折る
おっこくる 押す
おっしゃん おじさん
おってな 一昨日
おっぽしょる 枝のようなものを折る
おつまり おつまみ
おつよ 味噌汁
おてしょ 小皿
おとこしょ、おんなしょ 夫、妻
おとげ 顎
おどける 驚く
おとついな 一昨日
おにかけ うどんの一種
おはづけ つけもの、野沢名漬け
おばぶさ おばあさん
おぼさん、おんぼさん 膝小僧
おぶゆ 産湯
おやす おわらせる
おやげない、おやげねえ かわいそう
おら、おらと 男も女も
おらほう 自分の方
おらんち 自分の家
おろのく まびく
かいしき 全く、かいしき分からない
かいしき 小皿
かがみっちょ とかげ
かけじ 掛け軸
かしゃぶ 広葉樹の葉
かたす 片付ける
かぶつら あばた顔
かまける 働く
かまける 心配(物に感じて負ける)?
かやん、かーやん かあさん
かんしな 御免ね
かんじる 大変寒い
かんのし 神主
かんます かきまわす
きのうな、きんな 昨日
きづく 注意する、気をつける
きびしょ 急須
きょねんな 去年
きんな きのう
くいた 崩れた
ぐざる あまえて泣く
くじる 折る
くずや かやぶき家
くぜる しゃべる、早口にいう
くど かまど
くね 垣根
くねっぽ 杭
くねぼや 垣根にする小枝
くびっちょ 馬の尾の毛で鳥を捕獲する道具
くべる まきをいれる
くるわ 親戚一族のこと
くわでっぽ 桑の切り株の枯れた物
くんろ 下さい
げぇもねえ、げーむねえ 無駄、無理、役に立たない、つまらない
げいろ 蛙
けころ 目分量
けだし 片足とび
−けつかる −しやがる
けぶったい 煙い
げーろったま かえる、人をののしる言葉
けんた 製板所の屑材
けんど けれど
こうのうばかりいう りくつっぽい
こが 大桶
こく 言う
ーこくる 語尾 おっこくる、ひっこくる、つっこくる
こさえる、こしゃえる 作る
こさぎり 支障になる枝を切る
こしご 篭
こせる、こせえる こしらえる
ごた(をこねる) だだ(をこねる)
こてーさんね 他人をうらやましがるときにいう言葉
こないだ この間
ごねんご 御年貢
このけんまく こんなにたくさん
こびれい、こびれ おやつ
ごふこう お葬式
ごむさい 不潔、むさい
ごめんなすって 失礼します
ごめんなんしょ 失礼します
ごわす、ごわしょ、ごわした ーです、ーでしょう、ーでした
ごわすい、ごわすわい、ごわすいな ーです、ーですね
こんだ 今度
こんねいに こんなに
さきおってな 一昨々日
ささげ ささぎまめ
さっちら さんざ、存分、沢山
さで、さぜ 松の枯葉
さてっけいす かきまわす
さなげる 探す
さばく、さぶく 破る、さく
さびー、さぶい 寒い
さらっこと 虚言
さらけおちる 落ちるの強意
しがし ひがし
しこって 手に負えない(しこってしたもんだ)
−しな −しながら(いきしな、やりしな)
じぶり 霖雨のように降る雨
しぼ ひも
しゃらっつねい ずうずうしい
しゃがしゃがする 小さくなる
しょうしい 恥ずかしい
しょうてなし 前後不覚
しょっぱいめ たいへんなめ
つかめる つかまえる
しゃがしゃが 萎縮する、おじおじする
しゃっつかまえる、しょっつかまえる つかまえる
じゃんぼん 葬式
しょっかめる、しょっかまえる つかまえる
しらじ 擂り鉢
しらんぼー どんぐり
しぴっぺた 尻
しんがら 片足とび
しんの、しんのたい つかれる
−ず(いかず) −しよう(行こう)
ずく こまめにうごく
ずくなし 怠け者
すずめる 沈める
ずで いかにも、甚だ
ずない 横着な、図太い
すべ 語尾、しよう
すべらっこい 滑こい、艶っぽい
すまっこ 隅、角
−ずら 語尾、だろう いいずら
すらばに 甚だ、すばらしく
すわっぽうず 膝頭
せえた 製材くずの板、けんた、びんたとも
せっこうよく こまめに
せつなまぎれ 苦しいままに
せわしねー 忙しい
せんぎ せぎ、せんげとも
せんぜい 前栽、畑
ーぞい 語尾につける
ぞざえる、ぞぜえる 甘える
そそっぱり 身持ちの悪い男子
そーだらず 左様であろう
そのけんまく そんなに沢山
そべえた ふざけた
そべる 寝る
だくな やくざもの
たーくらたー 思慮のない
たてじ 棟上げ
−だに 語尾 よくだにー
たのき 狸
だまかす だます
たらっぺ たらの芽
ちっとべー 少しばかり
ちびてい 冷たい
ちゃずけ 昼食
ーつーに だねだっつーに
つつぽ半天 筒袖半天
つぼ 市場に対して
つぼあし、つぶあし はだし
つれえ 友達
ていげいでやす 大概です
でえこ 大根
てのごえ 手拭い
てんずけ 真っ先
てんで まるで
てんのーあげ 一仕事終えたときに飲む祝酒
てんみね 頂上
どうろくじん 道祖神
どこせー どこへ
とーし 篩い
どづく ぶつ
となりしらず かぼちゃの料理
どのかん、どのけん どのくらい
とびっくら かけっこ
とまぐち 正式の出入口
どろ 無理をいう
どろかく ぐずぐず言う
どーろくじん 道祖神
とよ 樋(とい)
とわい 遠い
とんぶら 丈の高いこと
とんます ひっくりかえす
ない 語尾 そうだない
なから 大体、おおよそ
なぐる 酒を交わす
なっぱ つけもの
−なんし、なんしょ 語尾、−なさいの敬語
なんだらず なんであろうと
なんちょなんちょ 何という 反発
にしっか 西方
にんせんかき 不人情
ぬくい、ぬくとい 暖かい
ねーど 無いぞ
ねばっちょ 粘土
のうのう のんびり、ゆうゆう
のうれる 厚くてゆだる
のぐ 脱ぐ
のくとい、のくてい 暖かい
のくとまる 暖まる
のす 盗人
のっぺし 怠け者
ののー 巫女、神
のーのー のびのびの転
のーやすみ 田植祝、蚕上簇祝の休み
のるい ぬるい
ばくる 交換する、バクロウから出る
はご 鳥もち
ばせ 俵の蓋、桟俵
はそんする 修繕する
ひっちゃばく 裂く
びちゃる すてる
ひとかったげー 一食事
ひどろった 湿田
ひやうえ 家と家との間の長い空き地
ふきったま ふきのとう
ふすべ 顔面にあるほくろ
ぶちこみ 手打ちうどんを野菜汁にいれた物
ぶちゃる すてる
ぶに 分け前、自分の得分
ふるしい 古い
ふんとに 本当に
へえ もう
べえ 語尾、ちっとべー
へこ ありじごく
べちゃる すてる
べったら 一面に、べっちゃりともいう
べと 土、土地
ほいずら 泣き顔
ほせい 細い
ほとびる ほとばすの自動詞
ほんぜみ みんみんぜみ
ぼんつく 間抜け
まえだま 繭玉
まえっぱ 前の方、神輿の前を担ぐ人
まえで 前の方
−まぎれ うれしまぎれ
−まし 「..ごと」「..ぐるみ」
まーず まるで, まったく
まてい ていねい
まっと もっう少し
まぶる 交ぜる
ままやく どもる
まみー、まみえ 眉毛
まるける 束ねる
まーると まるい、悉皆
みぐせい 見苦しい
みそっちょ みそさざえ
みたて 嫁に行く時に近隣知人が嫁方に招かれる事
みずつき 洪水
むいかどし 六日越、蟹を串に刺し各入り口にしたりする
むえる 燃える
むかさる 嫁ぐ
むせっける、むせっけい 乱暴、多量
むっくし 皆無の意、全体
めえっぱ 前歯
めっける 見つける
めた どんどん
めだくだま 目玉
めど 桑の実
めめず みみず
めら 泣くこと、泣きがちな人
もこ 婿
もってねー もったいない
もちゃすび 玩具
もっこになる 始めに戻る、駄目になる
ものずくり 正月十四日の飾り物
ももかす くすぐる
ももっけえ くすぐったい
もろ 室
もりち おし、沈黙している人
やうち 一家中
やくやく わざわざ
−やしょ、やしょう 〜しましょう
やご 夜着
やごめ やもめ
やしまれる 叱られる、戒められる
やしむ 怒気を含んで説得する
やしょうま 米の粉で作った、金太郎飴のようにして模様を付け
た、餅
やすった 休んだ
やっけー 柔らかい
やぶせったい 憂鬱
やぶちゃ 大勢、みんな
やや 赤ん坊
やん 語尾 とうやん、かあやん、にいやん
ゆんべ、ゆんべな 昨夜
ようだち 夕立
よからず 良いだろう
よくした 有り難う、目下にいう謝辞
よくどーしい 欲深な
よこずっぽー 頬
よったかばる 寄り集まる
よたこく いたずらをする
よて 得意なこと
よばれっこ ままごと 、お客に呼んだり呼ばれる
よめごろし やぶさんざし
よめさんこ ままごと
よもてー 重い
よりー 寄り合い、会議
よんべ、よんべな 昨晩
らっちもねえ 埒もない
りょーぶ 屏風
ろじ 庭(前庭、後庭共に)
わにる はずかしがる
わにんぼ 恥ずかしがる様子
わらんぎょ 稲藁堆
ーわい 語尾につく
われ おまえ
わらんぎょ 匂
わらにょう 稲村
わるっき 薪
わんだれ おまえたち(同輩以下に言う)
わんらー おまえたち
この「小諸方言」は、厳密なものではありません。時代の違う資料を使用していますし、他の地域から来た人の言葉もまじっている可能性があります。また、もっと整理したほうが分かりやすいこと等、色々問題点がありますが、その点はご了承下さい。
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