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【プロ野球】

宮本 2000本安打→優勝→引退 今季の青写真描く

2012年1月8日 紙面から

 2000安打まであと25本に迫っているヤクルト・宮本慎也三塁手(41)が7日、松山市内の松山中央公園と権現温泉での自主トレを開始。午前中に少年野球教室を行った後で初日から約5時間、キャッチボールやノックなどで汗を流した。自らの練習以上に、後継者として期待がかかるプロ2年目の山田哲ら後輩への指導にも時間をかけ「2000安打を達成したら若い選手とポジションを争い、できれば追い抜いてもらって、優勝して辞められたら理想的」と、“有終の美”への青写真を描いた。

 今年本厄を迎えるため、初詣は厄払いに行ったという41歳は「30代後半から、ダメなら辞めるというスタイル。いつ辞めても悔いないよう全力でやってきた」と、ここ数年は背水の気持ちで臨んできた。その結果、昨年はチーム最高打率をマークし、初のベストナインを獲得。ただ「チームの状況などいろんなものの積み重ねがうまく出ただけ。体力的には劣ってきている」と、冷静な分析も失っていない。

 「2000本のために球団が2年契約してくれて、その2年目。今年達成するのが恩返しと思ってきたし、なるべく早く決めて、今年逃した優勝に向けて集中したい」。2000安打達成→リーグV→引退という最高のシナリオへ向け、宮本がプロ18年目のスタートを切った。 

  (竹村和佳子)

 

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