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【プロ野球】巨人・村田 打点王で“呪縛”解く FA加入者いまだタイトルなし2012年1月8日 紙面から
国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人入りした村田修一内野手(31)が7日、“FAの呪縛”を解くことを誓った。7日、横浜の筒香らとともに自主トレを行う鹿児島・奄美大島に向けて羽田空港を出発。村田が口にした決意は、球団初となるFA加入選手の打撃タイトル獲得だった。 ビッグネームたちが苦しめられてきたジンクスに挑む。落合、広沢、清原、江藤、小笠原。FA移籍で巨人のユニホームを着た5人はいずれも劣らぬ大物ばかり。無冠で引退した清原を除き、打撃三部門のタイトル総数は24にも上る。しかし、不思議なことに巨人在籍時には誰もタイトルを手にしていないのだ。 その“負の歴史”を断ち切る。村田は「本塁打王は(07、08年に)取っているので、打点王を取ってみたい」と宣言。自らが勝負強さを発揮することで悲願の優勝にも近づく。「打点が一番チームに貢献できていることになる」と力を込めた。 その前提となるのが、144試合フル出場だ。準備は万全。年末年始も休みなく体を動かし、体重は例年の同時期より約5キロ減の95キロ前後をキープ。夜の米食を控え、酒量も抑えるなど「節制してきた」という成果に胸を張った。 今後は22日までの自主トレと春季キャンプでベスト体重の92−93キロに絞り込む。「ケガせず、五体満足で開幕を迎えることのできる体づくりをしていく」と村田。強靱(きょうじん)な肉体をつくり上げることが、歴代の強打者たちも苦しめられてきた伝統球団の重圧を振り払う礎になる。 (井上学) PR情報
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