知る×つながる=動きだす カナロコ 神奈川発コミュニティーサイト

ログイン

新規登録

  • お問い合わせ
  • たびたびある質問
  • サイトマップ

放射能防護策も提供、検査会社がサービス開始/横浜

2011年10月21日

 ソーシャルブックマーク  (ソーシャルブックマークとは)

この記事のコメントを見る

文字サイズ:
 放射能を測定した上で、結果に基づき防護策を提案するサービスを、世界最大級の第三者検査機関の日本法人「テュフ ラインランド ジャパン」(横浜市港北区)が始めた。

 福島第1原発事故を受け新たに導入したのは「放射能防護サービス」。3月から医療機器や自動車などの工業分野でサービスを提供してきたが、7月からは農林水産・食品業界も対象にした。

 農地や食品加工場、生鮮食品などの放射能の測定分析、結果や詳細リポートの提供、防護策の提案などを行う。土壌や焼却灰などの検査依頼は月100件超。食品については9月に入ってから月10~20件の依頼があり、さらに増えることが予想されるという。

 同社によると、放射能の検査機関で防護策情報まで提供するのは珍しい。初年度売上額は1億~2億円を見込んでいるという。また顧客が独自に行った検査の評価・認証も行う。

 ドイツ本社(ケルン)で原子力分野の放射能防護部門で実務・研究開発に従事するイェンツ・ウヴェ・シュモーラック氏によると、原発事故のコストは、除染などの直接費用よりも市場での信用低下などの間接費用のほうが大きいといい、「特に産業に与える影響は取り返すのが難しい」と指摘。積極的に透明性を確保することの重要さを強調している。

神奈川新聞の関連記事


この記事へのコメント

この記事へコメントする

コメントを投稿するにはログインが必要です。

義援金付き鉄道写真集「つながれソウルトレイン」

神奈川新聞購読のお申し込み

神奈川新聞 1週間無料お試し

企画特集【PR】

  • 広告のご案内
  • 神奈川新聞の本のご購入とご紹介
  • Good Job
  • フォトサービス
  • カナロコ碁会所
  • 「おはようパズル」へ応募
  • 「おはようパズル特別版」へ応募
  • 神奈川新聞への情報提供と取材依頼
  • 「自由の声:への投稿
  • 会社概要
  • 採用情報
  • Happy News
  • 2011年 第3回かながわ新聞感想文コンクール