どうも、はじめまして。
この度に「そうだ、小説を書こう。」と思ったあきざくらです。
注意
私は初心者です。変な言葉の使いまわし、誤字が結構あると思います。
展開が滅茶苦茶だったり、意味不明だったりします。
また、このSSは「ゼノブレイド」と「ニーア レプリカント」のクロスです。
また、物凄いネタばれを含んでいます。
自己解釈が大量にあります。
その様な物が「苦手」、または「嫌い」という方は戻るボタンを押してください。
プロローグ
視点/ニーア
――意識が遠のいてゆく
―――どうしてこうなったのかがわからない
――――もう力も入らない
「……い………を…」
―――誰かが呼んでいた。でももう聞こえない。
――――「助けてほしい」と願った。願い続けた。でもこの場所には「自分」しかいない。
―――――シロもカイネもエミールもヨナもいない
―――――――もう駄目だと思った。そんな時、不意に声が聞こえた
なんて言っているかはわからなかったがこちらのことを心配してくれているようだった。
―なんて言っているかはわからなかったがとてもありがたかった。
――なんて言っているかはわからなかったがあまり関わらないでほしかった。
それが「自分のため」であり、「相手のため」でもあった。
あんな危険な目にあうのは俺だけでいいと思った。
今思えばどれくらいの罪を重ねたのだろうか?
デボルさんを殺し、エミールを見捨て、終いには「自分」の「存在」すら捨て、カイネをあの業苦へと連れ戻した。彼女の願いを聞き届けずに。
それでも彼女には生きて、生き抜いてほしかった。
そのあたりで、ふと聞こえている声に耳を澄ましていた。
――まだ「生きたい」と思っていたらしい。
―――――――――――自分から「自分」を捨てたというのに
視点/シュルク
「これでとどめだ!」
目の前にいる親友を殺そうとした女王蜘蛛にとどめをさす。
しかし、先程の一撃でも死ななかったらしい。
その時、未来視(ビジョン)が視えた。
その未来は自分に渾身の一撃を放とうとしている女王蜘蛛が視えた。
どうやら部下たちを殺した僕たちに一矢報いたいようだ。
確かに僕は傷だらけで、その一撃を受けたら死ぬだろう。
それでも、そんな状況でも、なぜか落ち着いていた。
なぜなら
自分のこの手には
自分が研究していた剣
僕たちが暮らしているこの大地「巨神界」の神が振るっていたとされる剣
「モナド」があった
このモナドには秘密があった。とても深い秘密が眠っていた。
正確に言うと「秘密」ではなくて「性能」な気がしないでもあった。
あと少しで予告された未来が来る。自分の死が予告された未来が。
モナドの1つ目の力 「バスター」
巨大なエーテルエネルギーを凝縮し、刃を作成、それを叩きつける。
とても威力が高くリーチも長いがエネルギーを大量に使ってしまうので乱発はできない。
モナドの2つ目の力 「エンチャント」
仲間に力を与え、機神兵の強固な装甲を切り裂くことのできるようになる力。
攻撃ではないのだが、仲間にも攻撃が通るようになるので、間接的には攻撃となるのだろう。それにエネルギーもそれほど使わないので、メリットも多い。
そして先程発覚した3つ目の力
それは
「みんなを……守る!」
ついに死を宣告された時がきた。しかしその蜘蛛の牙は彼にはとどかなかった。
モナドから出た「黄色い光」が彼を包んでいた。その隣にいる者も包まれていた。
これがモナドの3つ目の力 「シールド」である。
特定のとても強い攻撃をかゆい位にまで軽減できる、使いどころさえ間違えなければ、とても頼りになる力だ。
「これで、今度こそとどめだ!」
今度の攻撃は急所に当たったらしく、その巨体を地に還した。
不意に彼のとなりにいる男が口を開き、喋り出した。
「やっぱすげぇな!モナドは!機神兵共をぶったぎるだけじゃなかったんだ!」
その男は彼の幼馴染であって親友だった。彼よりは一回り大きな体だった。
名はライン。
「ライン、一つだけわかったことがあるんだ。」
僕はそのまま言葉を続けようと思ったが
「なんだ?」
と、相槌がはさまる。それでも大切なことなので答える。
「僕の見た未来は決定された未来じゃなくて、警告みたいなものだと思う」
「警告?」
そのまま言葉を続ける
「そう。何もしなかったら、何も出来なかったら、こうなるぞって言う警告。だから、僕はこの力を使って未来を変えようとおもう」
ラインも思ったことを言葉にする。
「そうだな、その力をうまく使えばきっと……きっとフィオルンも喜んでくれるさ」
フィオルンは昨日コロニーに襲撃があったときに死んだ。何もできない自分たちの前で。
「…そうだね。」
いつまでも自分を責めていては進めないので思考を断ち切る。
そのまま洞窟を抜け、視界が開ける。
目の前に広がる広大とも雄大ともとれる景色を見て 言葉を奪われた
となりにいるラインが口を開く
「いつ見ても、見慣れることはないよな、こりゃ」
言葉を取り戻し 今思ったことを言う
「あの空の向こうは……」
「俺達の敵〈機神界〉だ」
そして 憎しみを込めて言い放った
「僕たちの……敵」
周りを見渡していたラインが
「おい、あそこから登れそうだぞ」
確かにラインが向いていた方向にはかなり硬いツタが崖の上まで伸びていた。
登り終わった先には
―――このあたりでは見ないような黒い服を着た人が倒れていた
服には所々ファーやチェーンなどが付いていて、傷はなかった。
髪の長さはシュルクより少し長い位で肩にかからないくらいでなぜか紐の様なものがついていた。
顔は陰のあるような顔だった。
年齢は少し上あたりだろうか。
「大丈夫?!」
心配だったせいで声が少し大きくなってしまった。
もしかしたら寝ていただけなのかもしれないと思ったが返事はなかった。
「おい、どうした」
遠くをフラフラしていたラインがこっちにきた。どう説明すれば良いかわからず、
「人が……人が…」
あと一言「倒れていた」と言えず、ラインが物凄く驚いていたが、すぐに冷静さを取り戻し、脈があるか確かめた。
「……よかった、脈はあるみたいだ」
それを聞いて安心したが、とある疑問がわいてくる。
「こんな誰もいないところでどうして倒れているんだろう?」
当たり前の答えが返ってくる
「知らないけど…行き倒れたって訳でもなさそうだな」
確かに彼は痩せてはいるが、痩せ細っているわけでもない。
このまま放っておくとこのあたりの動物に襲われて知らないうちに死ぬかもしれない
だからといって、連れていくと身動きが取れずに共倒れするかもしれない
―――話し合った結果 この場所でテントを張って野宿するということになった
この策が最も安全だと思ったからだ
しばらく時がたち日が傾いてきた そろそろテントを張ろうとしたが
頭がボーっとして作業がはかどらなかった そのせいで3時間たってやっと完成した
視点/ライン
倒れている人を見つけたあとからシュルクの様子がおかしかった
気になったから、テントを張り終えて聞き出してみた
「なあ」
その声に驚いたように反応した後
「……なに、ライン」
いつもより暗い声でそういった。
やっぱり少しいつもよりおかしかった。
まどろっこしいというか、なんて言うか…
とりあえず、聞き出してみた。
「お前、なんかいつもよりおかしいぞ、どうしたんだ?」
シュルクが答える
「この人、家族や友達はいるのかな……」
そういうことか
「お前、テフラ洞窟でも同じこと言ったよな」
商隊が3人死んでいた所でも同じことを言っていた
シュルクは12年前のモナド探索隊の一員で、その時に親父やお袋さんを亡くしていた。
それでもシュルクは一人ではなかった 俺やフィオルン、ダンバンにディクソンもいた。
するとシュルクが口を開いた
「お母さんやお父さんはいるのかな…」
そろそろイライラしてきてしまい、
「居たっておかしかねぇだろ!」
と、かなり大きな声になってしまった
すぐに謝ろうと思ったが
「うん、そうだよね、いたっておかしくはないよね…」
と遮られてしまった
「僕は多分親に会いたいからこんなことを考えていると思う。でもみんながいてくれるから大丈夫だよ」
俺は何か言おうとしたが何と言えばいいかわからなかった
まだシュルクは言葉を続ける
「心配させてごめんね、ライン」
なぜシュルクが謝るのか
俺には分からなかった
視点/ニーア
夢を見ていた
病弱ではないヨナと普通に服を着たカイネと「見たものを石化させる目」がないエミール
――楽しそうに笑っていた
でも、俺の姿はない。
ヨナの兄なのに
―カイネを生かしたのに
――エミールを救ったのに
なぜか?
それは自分が最もわかっていることだった
「存在」が無いからだ。
「存在」を消したからだ。
その姿をずっと見ていた
場面が変わる
今度は共存している仮面の王と狼のリーダーだった
砂漠だった場所は木が茂っていた
――――そう、さっきからみているこの夢は
人々の理想、望みである
争いが無いこの「夢」の世界
大切な人が殺されることのない世界
けれどこれは「夢」なのだ
夢が覚める
―とても虚しい
――もう一度会いたい
だが悲しむのはこの場所にいる「自分」一人
妹のヨナも、生かしたカイネも、エミールも
俺を知っている者はいない
だが本当にそうだろうかと思った
―その時、目の前に「魔王」がいた
――「魔王」の妹「ヨナ」もいた
―――その二人は俺の隣に座った
俺の妹のヨナと「魔王」の妹の「ヨナ」は違うが、同じである
「魔王」が口を動かす
いや「口」は動かない
でも「声」は聞こえた
「ごめんなさい」
そう言っていた そう聞こえた
一瞬誰に謝っているのかがわからなかった
だがその言葉のあとに
「あなたの大切な人を奪ってしまって」
この「魔王」も妹のヨナが大切だった
その気持ちはわかる
「俺」は「魔王」のかわりの身体なのだから
―――人間に作られた「人間もどき」なのだから
「魔王」は「俺」の「元」だった
魔王の妹「ヨナ」も口を動かす
「ごめんなさい」
一緒に謝っていた
「おにいちゃんはかほごなの」
ヨナは精神の成長が止まっている
本で手に入れた知識しか使えないのだ
俺も何か言おうと思った
「謝る必要はない」
つれない態度になってしまった
だが謝ることはない
むしろ「人間」たちはそれが狙いなのだから
滅びることが運命であり、生きようとした人達は俺達「レプリカント体」を作った
人達は「ゲシュタルト体」となり「レプリカント」に憑き生きてきた
が、そう簡単にはいかず「ゲシュタルト化」に失敗した人達はレプリカントを攻撃する
「崩壊体」となった
そう思考していた時、とある感覚が俺を襲った
目が覚めるような感覚だ
それがわかったような顔をした魔王はとあることを俺にした
手をかざしていた
手をかざしたあとまた別の感覚に襲われた
力が入ってくる 意識が戻ってくる
彼らの姿が霞んでゆく
夢は覚め、見たことのない建物の中で目が覚めた
はい、これでプロローグはお終いです
こんな駄文を読んでくださりありがとうございます
「ここおかしいよ」と思うところや
「ここ間違えているよ」というところがあったら教えてください
「どのように間違っているのか」「どのように直せば良いのか」も書いていただけると
ありがたいです
「短すぎる」「長すぎる」と思ったら書いてください長くしたり短くします
皆さんからのアドバイスや指示を参考にして精進します
オマケ
「あきざくらのクエストの様子」ニーア レプリカント編
包丁クエストにて
チタン合金を10個集めろとか言われた…
包丁1本でこんなに使うものなの…?
10個集めた後
やっと集まった…せめて5こあたりにしてほしかった…
せっかく集めたのなら武器強化に使いたい…
仮面の町復興クエストにて
丸太20個、鉄鉱20個、粘土20個とか
丸太と鉄鉱はまだいい買えるから
粘土20個ってどういうことなの
「何なのだ、これは!どうすればいいのだ!?」と言ってもおかしくなかった
砂嵐の中から襲ってくるマモノ討伐のクエストにて
あー会話してるから大体飛ばせばいいか~
「穏やかな話じゃないな」
…え?
ゼノブレイドのシュルクも同じこと言ってたよ!?
「穏やかな話じゃないですね」
狙ってやったわけではないと思うけどすごいかぶり方だな~
そして私はいつの間にかコントローラーを落としていた
皆さんもおもったことがあると思います
それではありがとうございました