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12月も不検出か平常レベル 胆振管内放射線計測結果

(2012年 1/7)

 胆振総合振興局は6日、昨年12月の放射線計測結果が前月に続き平常レベルか不検出と発表した。暫定規制値などの基準がある項目についても規制値範囲内となった。

 このうち、空間放射線量(最大値)は同振興局正面玄関で1時間当たり0.048マイクログレイ、苫小牧市役所が0.044マイクログレイでそれぞれ平常レベルとし、室蘭沖表層の海水中、函館市の水道水の放射性物質は、いずれも不検出だった。

 水産物はホッキ貝、ババガレイ、スケトウダラなど8品目を調べ、ヨウ素131は暫定規制値の1キロ当たり2000ベクレル以下に対し、0.36~0.90の範囲。セシウムの134、137も基準の1キロ当たり500ベクレルを下回る0.27~30ベクレルだった。