慢性的な産婦人科、小児科医不足を解消するため県は6日、浜松医科大(浜松市東区)に「地域周産期医療学講座」を設置すると発表した。11~13年度までの3年間で県が総額7500万円を同医科大に寄付し、同医科大が講座を運営する。県地域医療課は「医大生、研修医をこの講座に呼び込み、十数人の産婦人科医、小児科医が県内で働くようにしたい」としている。
同大の伊東宏晃・周産母子センター長は「魅力的なプログラムを準備し、教育を通して周産期に従事する人材を集め、育てたい」と話している。【平林由梨】
毎日新聞 2012年1月7日 地方版
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