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NZで熱気球が墜落 11人死亡

1月7日 9時38分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

ニュージーランドで、7日朝、熱気球が墜落して乗っていた11人全員が死亡し、警察では、熱気球が電線に引っかかったのが原因ではないかとみて詳しく調べています。

ニュージーランドの首都ウェリントンから北東におよそ80キロのところにある町、カータートンで、7日朝、熱気球が墜落しました。地元の警察によりますと、気球には操縦士1人とウェリントンなどから来た10人が乗っていましたが、全員死亡しました。ウェリントンの日本大使館によりますと、乗客の中に日本人はいませんでした。近くにいた目撃者は、飛行していた熱気球は「電線に引っかかり、そのあと炎上した」と話しており、警察では操縦士が目測を誤るなどして熱気球が電線と接触したのが原因ではないかとみて詳しく調べています。目撃者によりますと、熱気球が燃えた際、炎は10メートルもの高さにのぼったということで、また、辺りでは一時、停電も起きました。事故があったカータートンは、美しい田園風景が広がっており、そうした風景を空から見渡すために熱気球の飛行が頻繁に行われているということです。