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金正男氏が父語る、正恩世襲批判も!

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金正男氏のインタビューやメールを基にした「父・金正日と私」(共同)
金正男氏のインタビューやメールを基にした「父・金正日と私」(共同)

 昨年12月に死去した北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男氏へのインタビューやメールのやりとりを基にしたノンフィクション「父・金正日と私」が今月20日に文芸春秋から刊行されることが6日、分かった。3代の世襲に対する疑問や絶対権力者だった父親に対する思いなどを率直に語っており、国内外で大きな反響を呼びそうだ。

 著者は東京新聞編集委員で朝鮮半島情勢に詳しい五味洋治氏。2004年に北京国際空港で正男氏と偶然出会ったことをきっかけにメールでの交流が始まり、マカオと北京で昨年、計約7時間にわたるインタビューを行ったという。

 金総書記の葬儀後の今年1月に届いたメールで正男氏は、世襲を批判した上で、後継指導者で弟の金正恩氏について「若い後継者を象徴として存在させ、既存のパワーグループが(権力を)引き継いでいく」と推測。金総書記がかつては「息子には権力を継がせない」と言っていたことも明かしている。このほか「厳格で情が深い」などとする父親の印象や、日本文化に関心を抱いて訪日した経緯などがつづられている。

 文芸春秋によると、正男氏は本国を刺激したくないという理由から「刊行を待ってほしい」という連絡が著者にあったという。担当編集者は「北朝鮮に世界の注目が集まっている中、当事者の一人である金正男氏の肉声を届ける意義は大きいと判断した」としている。(共同)

 [2012年1月6日20時37分]


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