今年の夏に大規模な人数が集まり、お台場でフジテレビの偏向報道に対する抗議デモが行われた。

また、フジテレビの大手スポンサーである「花王」に対しても、その後に批判が巻き起こりデモに発展するのだが、その流れに乗った悪ふざけをする人たちが、amazonなどの通販サイトのレビューを低評価を付け荒らしまわったり、小売店の花王製品を奥へ追いやるなどの迷惑行為をしていることが確認された。

この行為に対しては、一般のデモ参加者や信念を持って不買するなどの正当に抗議をする人たちなどから「営業妨害では?」と指摘されるなど、花王以外の販売店や、レビュー評価を見て買い物をする消費者からも良く思われない「行き過ぎた行為」であるとして認識されているようだ。

現在は小売店への迷惑行為については報告されていないが、amazonのレビューを見ると今月まで継続して花王の商品に対し低評価を付ける荒らし行為が見られ、ネット上では花王ではなく、そういった荒らしユーザーに対して批判の声が上がっている状態。その批判コメントを以下に記載する。
 
「愛国企業の花王を叩くネトウヨは反日だなw」
「頭が悪いから流されましたってみとめろよ」
「花王は愛国 ネトウヨは売国」
「花王=法人税を払い、震災被災者へも援助 ネトウヨ=働きもせず、税金も払わず、寄付もしない どっちが愛國でしょう?」
「Amazonの炎上を見て宗教かと思った」
「奴らは日本を潰したいんじゃないの?」
「花王は応援してますってもっと大声で言うべきだわ」
「マジで相手にしないほうがいいよw無駄だから」
「感情だけで走ってる」
「日本の恥」
「復興の邪魔」
 
掲示板の書き込みを見ると、かなり感情的にamazonのレビュー荒らしを批判するネットユーザーが多いようだが、この背景には花王が東日本大震災後、現在まで継続的に被災地を支援していることがあるようだ。

つまり、そういった花王の愛国的行為には全く見向きもせず、フジテレビの大口スポンサーというだけで迷惑行為を続けている人物は行動に問題があるというのが一般の認識ということだろう。

また、動画サイト『ニコニコ動画』には花王広報部に対しての問い合わせで「花王さんが反日企業って聞いたんですけど本当ですか?」と聞くネットユーザーまで出現。こういった迷惑行為を信じてしまい、不安に思う人も増えているようだ。

とにかく抗議をするのであれば正当な方法を採らない限り、単なるイタズラとして受け取られ、他人に迷惑をかけたり不安に思わせる可能性が大いにあるので、他者から見て疑問に思われる行いをするのは止めておいた方が良いだろう。

参照元:amazon