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【大リーグ】

中島はヤンキースと破談 今季も西武でプレーへ

2012年1月7日 紙面から

 ヤンキースは5日、西武からポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍を目指した中島裕之遊撃手(29)との入団交渉が決裂したと発表した。中島は今季も西武に残留することが確定した。ポスティングの“破談”による古巣残留は、昨年にアスレチックスと決裂した岩隈に続き2人目となった。

 AP電などによれば、ヤ軍のキャッシュマンGMは「残念ながらヒロユキと合意に達することはできなかった。彼の来季、2012年の健闘を祈る」と声明を発表。5日午前に米国入りし、自ら最終交渉に臨もうとしていた中島は、共同電によれば「とても残念だが、今回ポスティングを認めてくれたライオンズと、入札をしてくれたヤンキースには感謝している」と話した。

 ヤ軍は250万ドル(約2億円)で独占交渉権を落札したが、二塁カノ、三塁ロドリゲス、遊撃ジーターと内野手に“空席”はなく、中島は最初から控え扱い。低年俸の1年契約を提示したのに対し、中島側は年俸200万ドル(約1億6000万円)前後の3年契約を望んだとされ、両者の隔たりは大きかった。

 米スポーツ専門局ESPNは「予想通りの決裂。驚くには値しない」と報じ、地元紙ニューズデーも「ヤンキースは内野補強の必要性がなく、真剣に契約しようとするモチベーションが全くなかった」と伝えた。

 

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