A smile is the best make-up

めったに


泣かないあたしだけど


毎日帰って 父の仏壇に


手をあわせ 一日の報告を

すると 涙がでてしまう


あたしの本音は 誰にもわからない


あたしが口にすること


すべて 本心だと 周りは


思い あたしという人物を作りあげる


あたしは 本音なんて


誰にも話さない


たとえ 息子や姫にも…


だから作りあげられた
あたしのままで 生きていくのだ…


父には 何でも話せた 涙を流し


本音は言えた


父は 何を思い

何を語れずにいるだろう


孤独という あたしの


枠に 冷たい滴が落ちる


生きるって つらい…


先も見えない…


利用されるのも


笑って かえす


自分は愚かでしかないのだ

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