【ワシントン支局】オバマ米大統領は5日(日本時間6日未明)、国防費削減を視野に入れた新たな国防戦略を発表する。アジア太平洋地域を重視する姿勢を保ちつつ、朝鮮半島と中東地域で大規模紛争が同時に発生した場合を想定する「二正面作戦」の戦力は維持しないという考え方を明示する見通しだ。
新戦略は、昨年夏の米連邦債務上限引き上げに伴い、国防予算を含む大幅な歳出削減を目指すとした与野党合意を受けて国防総省などが作成した。2月から始まる予算編成作業を前に米軍の任務などを改めて検証、包括的に戦略を見直した。
米メディアなどによると、イラク戦争終結やアフガニスタンからの米軍撤退を踏まえて陸軍や海兵隊など地上戦力を削減する一方「アジア重視」を反映して空・海の戦力は維持を探る。戦力縮小は欧州やアフリカ、中南米を対象にするという。他方、サイバー空間で想定する“戦争”への対処能力向上なども打ち出す。
オバマ
日経平均(円) | 8,390.35 | -98.36 | 6日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 12,400.79 | -14.91 | 6日 11:46 |
英FTSE100 | 5,649.68 | +25.42 | 6日 16:35 |
ドル/円 | 77.06 - .08 | -0.11円高 | 7日 1:39 |
ユーロ/円 | 98.09 - .12 | -0.50円高 | 7日 1:41 |
長期金利(%) | 0.980 | -0.005 | 6日 14:40 |
NY原油(ドル) | 101.81 | -1.41 | 5日 終値 |