大阪府庁もやっぱり節電を進めます――。府は5日、府庁内でも家庭やオフィスと同様に節電に努めていく方針を確認した。関西電力とは別の会社から電力を購入しているため、橋下徹知事はいったん節電しないことも検討。しかし、関電へのアピールとして節電対策を進めることにした。
府の本庁舎や別館では、大阪ガスなどが出資する電力会社「エネット」から電力を購入。供給に不安がある関電に頼っておらず、橋下知事は4日、庁舎内節電の見送りも検討した。しかし幹部と協議し「関電はエネットなどからも電力を購入して供給力を確保すべきだ」などとして改めて節電に取り組む方針を決めた。
具体策としては、電力需給が厳しい時には、家庭と同様に庁舎のエアコンを止めたり、設定温度を上げたりするほか、体調を崩した来庁者や職員の休憩所を設けることを検討している。ただ、超高層ビルの府咲洲(さきしま)庁舎は窓が開けられないため、エアコンの停止はできないという。(京谷奈帆子)