終わりの始まりを振り返る その8
Re:日心会 会計問題つづき 7/21
差出人: カトさん
送信日時 2011/07/24 20:09
ML.NO [nanashi-jp:0745]
本文: ミリアさんへ
NO.0642でお尋ねした、訂正文の発表をするのかしないのか答えて貰えますか?
あの告知はねずきち会長の独断で、体制など執行部で話し合われた事は無いとの認識です。
責任をなすりつけるのはやめてもらいたい。
無回答の場合や、その場凌ぎの答弁した際は、MLに私から事情を説明します。
また、ミリアさんは、ねずきち会長がしらふで激昂して、声を震わせながら恫喝電話した原因と思われる、8/21の会議での提案ですが、その後に再び私が提案しました『ねずきち会長による会計の報告と会議参加者に通帳の開示閲覧』に賛成かどうかお答え下さい。
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Re:もう止めませんか?!
差出人: ミリアさん
送信日時 2011/07/26 00:38
ML.NO [nanashi-jp:0763]
本文: カトさんへ
返事が遅れて申し訳ありません。別件でどうしても処理しなければならない案件がありましたので、こちらでの返事は遅れてしまいました。
ご要望の訂正ですが、ここで話し合いがまとまり、訂正が必要となれば、当然訂正させていただきますが、そういった話がまとまっていないようですので、訂正のご要望には添いかねます。
以前の執行部MLで混乱が生じたのは事実ですから、その事を書いただけです。
次に帳簿の件ですが、まず残された時間的に私が8月21日までに整理して、報告書類をまとめ上げるのは申し訳ありませんが、無理です。夏休みに突入して、一番忙しい時期になってしまいました。帳簿係に立候補したのに、本当に申し訳ありません。
会長が8月21日に帳簿の報告をするというカトさんの提案についてですが、賛成も反対もしません。ただ、会計係としては、今期中(8月末)までの決算については会長にしてもらって、来季(9月)から活動させてもらいたいと考えています。また、その旨、会長には伝えてあります。
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Re:日心会 会計問題つづき 7/21
差出人: ミリアさん
送信日時 2011/07/26 12:27
ML.NO [nanashi-jp:0765]
本文: カトさんへ
お返事は別のトピに書きました。
◆ここから別件◆
裁判に関連して、会計を公表した方が良いとの意見をお持ちの方がおいででしたので、書かせてもらいます。
■裁判があるから詳細情報を出さない方が良い
裁判とは相手との戦いである以上、こちらの情報をできるだけ出さない方が良いのはご理解いただけると思います。
さらに、今回の戦いでは、「相手の誹謗中傷を立証する」と戦いです。その戦いの基本とは、相手が根拠もないのに言いがかりをつけてくるという点を追及する事です。
だったら、詳細な会計を突きつけて、透明化を図れば良いと言う意見もあるかと思いますが、その認識は間違っていると思います。
なぜなら、詳細な情報を出す事によって、相手側に「勘違い」だったとの言い訳の機会を与える事になるからです。
こちら側が情報を出していない状況であれば、相手側が会の金銭について何も知らないのに、確証もないのに騒ぎ立てていたという事が立証しやすくなります。
しかし、こちら側が情報を出していた場合、どんなに透明性があっても、○○の支出が私の考える適正な金額とはかけ離れているので、会における金銭のやり取りが怪しいと感じたので、それを表現しただけです。「言い過ぎはあるけれども、言論の自由の範囲内だと思います。」という、相手方にとって都合の良い言い訳の機会を与える事になります。
このような状況を避けるために、相手方が誹謗中傷を繰り返していた期間の情報については機密性を保つ必要があると思います。
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Re: 日心会 会計問題つづき 7/21
差出人: まもさんさん
送信日時 2011/07/26 16:41
ML.NO [nanashi-jp:0766]
本文: ミリアさん
若干意見があります。
> なぜなら、詳細な情報を出す事によって、相手側に「勘違い」だったとの言い訳の機会を与える事になるからです。
本件においては、相手方が「勘違いだった」というのは「負け」を意味します。
なぜなら名誉棄損の構成要件である、社会的評価を低下させるような事実の流布に関する「故意・過失」を自白することになるからです。
>こちら側が情報を出していない状況であれば、相手側が会の金銭について何も知らないのに、確証もないのに騒ぎ立てていたという事が立証しやすくなります。
相手方が何も知らないことをこちら側で立証することは「悪魔の証明」になるのでできません。
相手方が「知っていること」を証拠のもとに立証することになります。
その際争点になっていた場合、立証を補完するために会計帳簿類の文書提出命令の申し立てをしてくる可能性があります。
出さなければ相手方が主張していることが真実として扱われます。
>しかし、こちら側が情報を出していた場合、どんなに透明性があっても、○○の支出が私の考える適正な金額とはかけ離れているので、会における金銭のやり取りが怪しいと感じたので、それを表現しただけです。「言い過ぎはあるけれども、言論の自由の範囲内だと思います。」という、相手方にとって都合の良い言い訳の機会を与える事になります。
「適正な金額」とは日心会の内部自治の範囲内であり、このような主張は裁判所で考慮されないでしょう。
ただし会計支出に関し善管注意義務を果たしているという限定つきですが。
>このような状況を避けるために、相手方が誹謗中傷を繰り返していた期間の情報については機密性を保つ必要があると思います。
私は以前代表者と構成員は委任関係にあると言いましたが、この点受任者は信任義務があります。
特に寄付金の使途は寄付者の意思に限定されます。
信任義務の中には、委任の本旨を誠実に履行しているかを委任者に対して定期的に報告する義務が含まれます。
あとは比較衡量の問題でしょう。
前記信任義務を優先するか、法廷戦術を優先するかの選択です。
秘匿することの無意味さは述べました。
残された選択肢は前者しかないと思うのですが。
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Re:日心会 会計問題つづき 7/21
差出人: ねずきちさん
送信日時 2011/07/26 19:57
ML.NO [nanashi-jp:0767]
本文: まもさんへ
訴訟上の問題についてのご意見ですが、出先のファミレスでPCを開けましたので、私から少し書かせていただきますね。
私は、いまから25年前までの約7年間、会社の訴訟代理人並びに法務支配人として年間平均して約800件の訴訟並びに強制執行の仕事をしていました。
そのほとんどは貸金等の取立事件ですので、比較的容易な裁判だったのですが、やはり中には、加盟店倒産による商品引渡未了に関するものや、契約否認、保障否認、いわゆる建物占有屋による不法占拠等、準備書面の応酬や証人尋問を含む<やっかいな>事件もそれなりの数がありました。
一点だけ自慢させていただくと、年平均800件の事件を7年間手がけ、敗訴は3回のみ、その敗訴事件も高裁で逆転勝訴に導いたので、結果としては敗訴ゼロの戦績となっています。
一応、それなりの場数は踏んできた経験を持ちます。
もちろん四半世紀も前の話であり、いまとは相当法環境も異なっていると思いますが、日本の裁判制度そのものは、民事に限っていえば、当時もいまもそれほど差がないのではないかと思います。
そうした中で、今般、Kブログによる名誉棄損に伴う慰謝料請求事件を起こすということになりました。
基本的には、事件そのものは事実審であり、名誉毀損の事実があったかなかったかが争点となります。
そしてこの場合、Kブログにおいて、
「ねずきちは住所不定である」
「ねずきちは暴力団員である」
「ねずきちには左手の小指がない」などといった、当該ブログの記述事項のひとつひとつについて、名誉の毀損性が争われることになります。
私は住所不定ではありませんし、暴力団員でもないし、小指もちゃんとありますので、こうした名誉毀損の事実のひとつひとつについて、先方は認めざるを得ないものと思っています。
事件は、その一件、一件のKブログの記述について、毀損性が争われる。
ただ、驚いたことに、向こうは事前の弁護士同士の話し合いの中で「Kブログを書いているのは、自分ではない」と主張していると聞き及んでいます。
それでもKブログの管理責任者としての責任は免れえないと、先方の代理人弁護士が逆に説得しているようですが、このあたりからみて、先方が今後どのような反論をしてくるかは、まるで見当がつかない、というのが、いまの状況です。
ご指摘の会計に関しては、先方がブログに書いているのは、
1 日心会はねずきちの金集めのための団体であり、日本の心を伝えようという組織目的は偽装にすぎない。
2 ねずきちは仕事もせず、日心会の会員を騙して金儲けをしている詐欺師である。
ということです。
ところが別の記事では、
3 しかし日心会の会計規模を試算してみると、収入が少なく、それでねずきちが生活できるに足る収入を得ているとは考えられない。
4 したがってねずきちは、韓国人かシナ人、ないし暴力団員であり、当該政府から金銭をもらっているか、オレオレ詐欺の実行犯であるに違いない。
とも書いています。
つまりKブログで書かれている事実は、日心会の会計の公開性の問題ではなく(これまで半期毎に会計を正会員MLで公開している)、ねずきちが日心会を利用した寄付金詐欺の実行犯であり、下手な詐欺師であるがゆえにたいした金も集めれず(すみません。向こうが書いていることです)、実は、外国から金銭を得ているか、暴力団員に違いないと主張しているわけです。
従いまして、争点は、
(1)ねずきちが日本の心をつたえるための活動をしているといえるのか。
(2)ねずきちは詐欺師か。
(3)ねずきちは日本人か。
(4)ねずきちと暴力団になんらかの関係はあるのか。
といった点が、この問題の争点となります。
ただ、気になるのは、今回の弁護士交渉に至ってからのK側の主張で、Kは
「ねずきちが日心会の有するMLで、毎日のようにKについての名誉毀損行為が繰り返されている」というものです。
先にもどこかで書きましたが、日心会の一般ML、正会員MLで、Kについてがとり沙汰されたことはありません。
あるといえば、サポートチームML(旧、日心会管理部ML)で、ここでは、今日のKブログにこのような記述があった。会としてKブログのコメント欄に何らかの反論を書き込むべきかが、何度か議論されています。
たいていの場合、チームメンバーのどなたかが心配して書き込みをしてくださったもので、結論は、毎回、「相手にするひつようない」という私の姿勢で、落ち着いています。
人の口に戸はたてられないものです。言いたい人がいて、好き勝手なことを書いていることに、悔しいけれど、いちいち反論してもはじまらない。それより襟を正して、自分にできることを淡々と続けていくほかない、というのが私の考えであったからです。
したがって内容的には、K語録の記述があり、これに対して日心会の一部幹部が組織的対応を図るべきかどうかについて議論し、結論は「放置」となっているのですから、これは先方の毀損行為に対する、当方の受け身的組織的対応であり、しかも結論は放置としているのですから、おそらくは裁判所によって先方の主張は棄却されるものと思います。
問題は、日心会MLで、「Kブログについて語っていた」という先方の主張が、単なる思い込みか、なんらかのネタをつかんでのものだったのかについては、注意を要すると思います。
私としては、九分九厘相手方の単なる思い込みであろうと思っていますが、真実はわからない。わからない以上、これには注意が必要です。
したがって法廷戦術上、現段階で相手方に理論武装を与える可能性がある情報は一切、表に出すべきでない。
このため、これまで半期に一度公開してきた会計報告も、今回に限ってはしない、と決めさせていただきました。
ただ、副会長以下から裁判費用等のカンパに際して、まるで公表がないのでは話しにくいという申し出が再三ありましたので、限定的にアバウトな数字を執行部内限定で公開したというのが、今回の流れです。
あまり書きたくはないのですが、もしこの執行部ML内に、K側と通じている人がいて(いると思いたくはありませんが)、このML内での議論が、そのまま先方から先方側証拠として提出された場合、議論の争点はまもさんのご指摘の通り、信任義務に関する法的問題となる可能性はあります。
なぜならこのMLは、すでに管理責任者より「日心会の公式MLではない」と事実上宣言されている状況にあるからです。
こうなったことには、私にも大いに責任があると思っています。
ただし、日心会の公式MLでないということは、当MLでの議論は、日心会の組織防衛活動のための議論ではない、ということになり、その意味で、サポートチーム内での議論のように、裁判所から受動的な防衛のための議論とみなされることはない。
完全にこのMLは、会から独立した会長信任に関する議論の場と化しているということです。
これは申し訳ないが、いまの時点では利敵行為になる可能性があることを、私は一番懸念しています。
なお、裁判所からの提出命令に関してですが、これについては、通帳も1冊(郵貯口座を加えれば3つ)しかなく、領収書も会の立ち上げ当初のものから全部とりそろえてありますので、客観的事実として不信を買うようなものはまったくない、と私は思っています。
以上が裁判の当事者としての私の考えです。
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(注意:但し、伊勢神宮の『日心会式年遷宮奉賛金』は紛失して無かったと会計監査報告会議で述べている。)