2011年04月28日
北米版「けいおん!」Blu-ray Vol.1 レビュー 突然の内容変更、不便仕様でバンダイ許すまじ
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北米版「けいおん!」Bru-ray第1巻が新発売ッ! わしゃあもう何ヶ月も前から今日の日が楽しみで待ち遠しかったよ。 最速で取り寄せましたので早速レビューしたいと思います。 まずパッケージ、表のイラストは日本と同じ。 | ||
そんで裏はこんな感じ。内容が羅列してあります。 中身はディスクだけで、ブックレットどころかビラ1枚入っていません。 この時、収録されると告知していたはずの北米版「ふわふわ時間」PVが未収録になっているのが発覚。早速軽くブルーが入る。 しかしほんとうの地獄はこれからであった。
声優さんの声はドンピシャ、全体的に多少落ち着いている傾向があるものの、唯と律のにぎやかしぃキャラクターが強調されかなり良い感じ。 アイキャッチも「ケェ↑イ・オーン」とカッコ可愛い。 ちょっとした会話にも味があり何度も聞き入ってしまうハマリ感。 だからこそ会話の吹き替えだけではなく、英語で歌を歌ってほしかった。 これは本当に悔やまれます。4人とも音楽活動をしているのだから。 | |||||||||||||||||||||||
さてお待ちかね映像について。ぶっちゃけひどい。ジャギる。超ジャギる。 上の画像は無理矢理接続して撮影したキャプなので実際の映像はここまでひどくはないですが、あまり良い画質でないのは間違いないです。 ウチだけなら良いのですが、多分違うでしょう。仕様だと思います。 そして最大の欠陥は字幕の切り替えが不完全なこと。 英語音声だと字幕は歌詞(日本語歌詞と英語翻訳のダブル)のみ、日本語音声だとオール字幕、どちらを選んでも字幕が消せないのです。 しかもセリフ翻訳が黄色、歌詞翻訳が緑、歌詞が白、クレジットも白で非常に画面がうるさい。発狂するほどに。てか、した。 OPEDになると、災害情報なみに画面を占拠される。 しかも消去不可。ふざけんなよ。ふざけんなよバンダイ。 日本語音声強制字幕ならファンサブと変わらないやんけ。 しかも色が色だけに滅茶苦茶目立つし、もう本当、勘弁してくださいよ。 そもそも1クール1巻に纏めるのが常識の北米において、けいおんは4話(5話)収録で3巻に引き伸ばしています。 1巻の値段はそのままなので純粋に他より3倍高いんですね。 百歩譲って高いのは良いとしても、このカス仕様は如何なものか。 1巻は買ったけど2巻はどうしよう。吹き替え声優さんは良いんけど。 あ、そうそう唯役のステファニーさんのインタビューが収録されてます。 あと萌え萌えキュンの改変はやめて欲しかった・・全然ちゃうよあれ。 結論として、マイノリティなファンならば買う価値あり。 それ以外の方は、多少高くても日本版をお勧めします。
北米版「けいおん!」音声関係 | |||||||||||||||
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もう日本企業は北米市場に介入するなでいいんじゃないでしょうか。 2ch北米アニメスレより転載 | ||
BDディスクでは良くありますが、メニューからは音声と字幕を細かく制御できなくとも、BDプレイヤーのコントローラから直接音声トラック/字幕トラックを指定すると、字幕だけ消したり、任意の字幕を表示したりすることができます。(安いBDプレイヤーでは、それらのキーが省略されている物もあるのかもしれませんが)
画像の方は、地デジよりちょっと良いくらいでしょうか。K-ON! 北米版BDは話数を詰め込んでいる分だけ、けいおん! 日本版BDより圧縮率が高くなっているので、日本版のような超高画質を期待してはならないのでしょう。
字幕の直接指定は多分(いや絶対)できないでしょう。
北米版けいおんは他ソフトより値段がかなり高いぶん期待も高かったのが原因だと思います。直前に高価格にして高画質のBDイデオンがありましたし。
自分の環境を棚に上げて軽々しく批判してしまい、大変申し訳ありませんでした。