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【オリコン】『謎解き〜』が181.4万部で歴代総合3位にランクイン

オリコン 2011年12月29日(木)4時0分配信

【オリコン】『謎解き〜』が181.4万部で歴代総合3位にランクイン
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今年を象徴する1冊となった『謎解きはディナーのあとで』(小学館)
 2011年の年間“本”ランキングでBOOK(総合)部門首位を獲得した『謎解きはディナーのあとで』(小学館)が、2012/1/2付で累計181.4万部に達し、『ハリー・ポッターと死の秘宝』(静山社/180.3万部)を抜いて売上部数歴代総合3位となった。ジャンル別「文芸(単行本)部門」でもそれまで1位だった『ハリー〜』を抜いて首位となり、文芸部門初の200万部突破にも期待がかかる。

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 現在、歴代総合1位はビジネス書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(ダイヤモンド社/240.0万部)、2位はレシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』(大和書房/223.0万部)と、Wミリオン作品がワンツーを独走。実用書の牙城に文芸作品がどこまで迫っていくのか? 来年の動向も気になるところだ。

 歴代売上の文芸部門では、1位『謎解き〜』、2位『ハリー・ポッター〜』に続き、村上春樹氏の『1Q84』(新潮社)シリーズ3作がそろってTOP5に登場。(『BOOK1』152.3万部、『BOOK2』121.9万部、『BOOK3』90.2万部)。現時点では『謎解き〜』の続編も62.9万部で8位に急浮上しており、原作者・東川篤哉氏の本格的ブレイクを実証している。

 昨年9月の発売から、ミステリーにユーモアをプラスした親しみやすい内容が徐々に注目を集め、今春の『本屋大賞』受賞で一躍ブレイク。その後、人気グループ・嵐の櫻井翔主演でドラマ化されるなど、今年を象徴する1冊であることは間違いない。


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最終更新:2011年12月29日(木)4時0分

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