千葉 JFE工場から大量の煙
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千葉 JFE工場から大量の煙

1月6日 12時19分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

6日午前、千葉市中央区のJFEスチール東日本製鉄所のコークス炉で大量の炎と煙が発生し、消防が出動しました。千葉県などによりますと、停電が発生したため炉の中のガスを吸引する設備が作動しなくなり、煙が発生したとみられるということで、消防などが詳しい状況などを調べています。

6日午前10時20分ごろ、千葉市中央区のJFEスチール東日本製鉄所の2つのコークス炉で大量の炎と煙が発生しました。千葉県や会社側によりますと、停電が発生し、引火性の高いガスがそのまま大気中に放出されるのを防ぐため、ガスを燃焼させる装置が働く仕組みが働いたとみられるということです。発生した煙は、この装置によるものではないかと話しています。また、千葉市によりますと、コークス炉の集じん機付近で爆発が起き、近くのガラスが破損したということです。消防によりますと、けが人の情報は入っていないということです。現在、消火活動は行われておらず、中に残っているガスを放出する作業が行われています。

千葉市のJFEの敷地内では、先月2日、JFEケミカルの工場で硫酸が入ったタンクが爆発して3人が大けがをする事故が起きたばかりです。また、先月6日には、近くにあるJFEスチールの製鉄所でも倉庫から火が出て、7時間燃え続ける火災が起きています。