◇御書の全編拝読を果たしたみかん。さんのお話。
創価の森ブログのスタート当初から、お付き合いのあるみかん。さん。
そのみかん。さんが、御書の全編拝読に挑戦され、ついにその大願を成就されました。
その挑戦のプロセスと今の心境を、当ブログで発表させて頂きたいとお願いし、このたび原稿を頂きました。
それでは、みかん。さんの体験談を以下にご紹介いたします。
「継続の旅の先に“1mmの成長”」 みかん。
学会創立80周年の11.18。
この3週間前、私は、生まれて初めて、御書の全編拝読を達成しました。1年8ヶ月の「継続の旅」でした。振り返れば、2009年2月に、この途方もない目標に向かってスタートしました。
きっかけはインターネットでした。
ある同志の方のブログでコメントをやり取りしていた時、「御書は根本です。教学を身に付けないと退転してしまいます」「まずは御書に親しむことから始めて下さい」という壮年部の方の言葉が物凄く心に響き、早速御書を開き、読み始めました。
最初は1~2行。やがて10行となり、1ページ、3ページと増やしました。
最初の4ヶ月は、ただただ苦痛でした。
古文が超苦手な自分には読めない漢字が多い上、意味がさっぱりわかりません。
「これで本当に価値があるのかな・・・」と複雑な気持ちでした。しかも、思いつきのようにスタートした全編拝読。やめようと思えばすぐにでもやめられるし、誰にも迷惑はかかりません。
そんな風にモチベーションが保ちにくくなった時に、創価の森ブログで、菊川さんの御書の体験談に出会いました。「やっぱり御書って凄いんだ!拝読を続けよう!そして自分も体験を掴みたい!」と情熱の炎がメラメラ。
しかし、全編拝読の道のりは、平坦なものではありませんでした。
途中、大小の宿業が幾つか起こりました。今年の1月には自身最大の宿業が起こり、苦悩の渦に飲み込まれました。真剣にお題目をあげながら御書を拝しました。特に「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給ふべし」の御文を身で読む思いでした。
さらに、教学3級試験に力の限りに挑戦&合格(1問不正解)。
グループ長としてアイディアをひねり出しながらの、ひまわりグループの会合、活動。
法戦も信心を軸に戦い切りました。
これらの一つ一つと共に、御書の全編拝読を果たしました。
この御書の拝読で、私が得た財産は沢山あります。
その一つに、世帯主様(夫)と「信心の同志」「広宣流布の戦友」として、初めて向き合えるようになったことです。3世同士の私と旦那様は、信心のレベルと組織での立場が違いすぎて、何年も心身共にすれ違いで悩んでいました。
“すくすく大樹”のご主人様は、仕事以外は全力で学会活動。家族で過ごす時間も、子供と遊ぶ時間もありませんでした。
「何が“一家和楽の信心”だよ!」と猛反発の連続。それが、御書が半分くらいになった頃、自身最大の宿業として夫婦間の出来事が起こり、信心を軸に乗り越えた瞬間から、「広布の戦友」となり、初めて(!)夫婦の絆が出来ました。お互いの活動の報告をし合い、価値観と進む方向が一致するようになったのです。
さらに、『御書をひもとく』が大好きな自分が、御書の一節を引用して他の人を励ますことができるようになりました。そして、池田先生のことを今まで以上に大好きになりました。
新聞や衛星中継での先生のご指導や言葉が、迷ったり悩んだりしている自分へのダイレクトな激励として受け止められるようになり、「先生と繋がっている」と実感しまくりです。
他人や環境に振り回されて、すぐに信心を弱くしていた自分。
そんな自分が、御書の全編拝読という大きなチャレンジをしていく中で、色んな事を乗り越え、確実に「1mmの成長」を成し遂げ、物凄い信心のエネルギーを蓄えることが出来ました。
今、信心の芯が太くなったという実感があります。
「御書をわかろうとするんじゃない。大聖人のご精神に触れて感動する事だ」という戸田先生のご指導通りの姿勢で、これからも2回、3回と御書を読んで、もっともっと「1mmの成長」を積み重ねていきたいです。
追伸:『御書をひもとく』というのは、男子部教学室編の「御書の解説本」みたいなもので、『御書をひもとく・要文123選』が正式タイトルっす。(123の御文の通解と詳しい解説、池田先生のご指導が載っていて、わかりやすくて便利です)
「みかん。みたいな奴でも御書を一通り読んで、御書を引用して人を励ましたり、なにやら奴なりに成長してるんだったら、自分もやってみようかな」って思って下さる方が一人でもいらっしゃれば、本当に幸せです。
私、ネット始めた頃は「内部アンチ」だと思われていたくらい、組織や幹部の不満やプチ批判を書き込んでいましたから、その頃の私を知っている方が記事を見たら、「マジかよ?!」と思うかも。(笑)
本当は菊川さんに原稿を読んで頂けるだけで十分だったのですが、このような形で、ブログをご覧になる同志の方々に向けて尽力して頂けたことに、心から感謝を表します。
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