◎ガザ支援船拿捕事件
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自信過剰だったのか?
今回、イスラエル海軍にしてみたら九人の犠牲者が出たことは正直まずったと思っているはずです。
確かに、船団のガザ入港を認めれば、後に続く団体に本当の武器積み込みが紛れ込んでくることも考えられます。
しかし、軍の力を示すことで抑止力とする腹づもりだった軍指導部はさすがに自信過剰に陥っていたのではないでしょうか。
その一方で、現場の兵士たちはまさかのナイフや鉄棒での反撃にあい、感覚が麻痺し次々に撃って
言ったのではないかとも思えます。
実際にイスラエル海軍が受信した支援船側のユダヤ人に向けての暴言なども記録されています。
双方にとっていいことなし
9人も亡くなり、それを自分らの内部調査を示してそれでよしとし、トルコ側に絶対謝らない
硬直したイスラエルの意見をそのまま受け入れろと言うのは無理があります。
実際の映像からも分かりにくい部分もあり、それを見ると、船側も自衛以上の攻撃をしているようにも見えます。
双方が納得し、それを仲介したい第三国的にも、今からでもいいので第三者の調査を公式に行い 人々がすっかり忘れてしまう前に双方が主張する証言や証拠の両方を持ってしてもう少し納得できる決着をつけるべきです。
トルコの国交断絶宣言
トルコ首相がこのままイスラエルが謝罪するか第三者調査を受け入れるかしないと国交断絶は躊躇しないと堂々と宣言し、 イスラエルはイスラエルで謝罪は絶対しない、とそのすぐあとに宣言しています。
どちらが先制したかは関係なく、ともかく9人の方がお亡くなりになり、
さらに彼らは銃を装備したイスラエル側と違い、武器も殺傷能力のないようなナイフや鉄棒、ペットボトルしか持っていなかったのです。
逆にここでイスラエル兵が一人でも犠牲になっていたら、双方の対応は全く違っていたようですが、イスラエル兵には重傷を負ったものすらいません。
なんか弱いものいじめ感がしてしまうのも仕方ありません。