◎イスラエル側から
◎微妙な立場を貫くアメリカ
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ユダヤロビーが全力を出すアメリカ
ユダヤロビーって
アメリカではユダヤ・ロビーと呼ばれるイスラエル支持者たちの力が強いというのは有名な事実です。
しかしそれは即ユダヤ人がアメリカを支配 しているということではありません。
ただ、大多数のアメリカ人がそこまで関心のない事項に関しては、ユダヤ・ロビーが全力を傾注して運動すれば、アメリカの政策を左右することができるのです。
棄権という名の大反対
これによりイスラエルに毎年多額の経済かつ軍事援助が行われ、関税撤廃など異例の厚遇をイスラエルに施しています。
そして、イスラエルの軍事行動を糾弾する国連の決議のたびに”棄権”なんていうあいまいな態度でイスラエルを全力で応援しているのです。
日本になにができるのか
とりあえず関心は低い
マスメディアが扱う記事の少なさと小ささより日本の中東に関する興味は控えめに言って大きくはありません。
それよりも、隣国の北朝鮮、中国、韓国との関係に目が行きがちです。
今まで通りでいいのだろうか
一時麻生さんが外務大臣だったときなど、日本が率先して経済力を武器にパレスチナとイスラエル、ヨルダン間をとりもったことがありました。
それから、数年、今は外国大統領との面会に一国会議員を派遣し、相手国をおこらせるなど度重なる首相交代と政権交代でパレスチナ問題への一貫した政策が育っているとは言えません。
日本にこそできること
ともかく、今ハマスがイスラエルとの対話を望まず、イスラエルもハマスをパレスチナ代表と認めず、認めている肝心のファタハと内戦状態であるハマスの関係をとりもつには、 第三国、もしくは第三者機関の存在が必要不可欠です。今、アメリカが必死に間を取り持とうとしていますが、上記のような国のアメリカを仲介にすることにハマスは拒否しています。
エジプトが仲介した時も国内で意見が割れ、うまくいきませんでした。
完全な第三者である日本、逆に今までパレスチナのパの字も知らずに、かつ世界で第2位の経済力をもつ国がアジアの端っこにあるのです。
これを黙って見逃しているのはあまりにもったいないことなのではないでしょうか