◎イスラエル側から
◎ユダヤ教の"差別の歴史"
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選ばれた民"ユダヤ人"
長年の不遇な環境がユダヤ人を選ばれた民にした
キリスト教とイスラム教の元となった宗教で神様はそれらと同じヤハヴェです。
有名な選民思想というのは、そのヤハヴェに選ばれ守られてい る民族がユダヤ民族であるということを指します。
また、ユダヤ人というのは、決してユダヤ人という人種があるのではなく、ユダヤ教を信じる人をそのままユダヤ人と呼びます。つまり誰でも選民にはなれますね 。
選ばれた民の誇り
この「選ばれた民」という誇りがあったからこそ、彼らは3000年以上 も国土を持たなかったにも関わらず、ユダヤ民族というアイデンティテ ィーを失わずにいられたと言われています。
しかしその誇りゆえか、ともかく他の民族からは嫌われがちでした。そのうえ、国籍を持たない彼らは仕事を得ることが難しく、自らの才覚によって生活必要に迫られました。
そこで彼らは、芸術家、科学者などの才能と頭脳を活かす分野で活躍するようになり、さらにはキリストが不浄の仕事として忌み嫌った金融業の分野で財を築くものが現れ、世界の経済界を牛耳る存在になって行きます 。
ヨーロッパで起きた過酷な迫害
しかし、こうして彼らが各界で活躍するようになればなるほど、他の民族にとって彼らは許せない存在になりがちでした。
その結果世界各地でユダヤ人に対する迫害が行われるようになり、最終的にはあの悪名高きヒトラーによるホロコーストへと至ったのです。
"日本のシンドラー"と称される杉原千畝
ちなみに第二次世界大戦中に日本の外交官、杉原千畝氏がリトアニアで 6000人以上のユダヤ人の命を救っています。
当時の日本はドイツの同盟国で、外交上ユダヤ人に出国用のビザを出すことは殆ど許されませんでした。
しかし彼は外交官生命を賭して上の命令にそむきナチスに迫害されるユ ダヤ人たちに出国用の”命のビザ”を強制退国の命令が出るそのときま でひたすら発行し続けました。彼はユダヤ教徒ではなく、キリスト教徒 でした。
キリスト教徒だった杉原千畝
彼の言葉として「私に頼ってくる人々を見捨てるわけにはいか ない。でなければ私は神に背く」
が残されています。神様に関してはこの発言で十分なんではないかと思ったりもします。