社会
がれき処理で市長会と町村会が国に申し入れ
(静岡県)
被災地のがれき処理の受け入れ問題で、県の市長会・町村会は国に廃棄物の安全性を明確に示すなどの申し入れを行った。東日本大震災で発生した岩手県のがれき処理について県の市長会・町村会では去年11月に「実情にあった協力をする」などの共同声明を発表しているが、廃棄物の安全性などに懸念を示す声も多く、現時点で受け入れを決めた自治体はない。こうした状況を受け市長会・町村会は4日国に対して、廃棄物の安全性を明確に示す事や最終処分場の確保、風評被害が生じた場合は補償の対象とすることなどを要望し、13日までに文書で回答するよう求めている。市長会・町村会ではこの回答を受けて18日にも対応を協議する予定。[ 1/5 12:19 静岡第一テレビ]