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【プロ野球】

DeNAの中畑監督お願い!! 竜のような10人ブルペンつくって

2012年1月6日 紙面から

新年のあいさつをするDeNAの中畑監督(右)。後方左は高田GM=横浜市の球団事務所で(佐藤哲紀撮影)

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 DeNAの中畑清監督(57)が5日、キャンプ地の沖縄県宜野湾市役所にブルペンの改善を直談判する考えを明かした。中畑監督は、10人が同時に投げることができる中日の北谷キャンプなみの施設を熱望。15日から1泊2日で宜野湾にあいさつ回りをする弾丸ツアー中に訴える。

 この日、横浜市の球団事務所での仕事始めに顔を見せた中畑監督は、昨年のチーム防御率がリーグワーストの3・87だった投手陣の立て直しの必要性を強調。宜野湾のブルペンは“5人限定”で待ち時間が長い上、横で投げるライバルの数も少ない。これでは、チーム内競争も激化しない。ブルペンから改良してほしいというわけだ。「中日は、いっぺんに10人も投げることができる。うちは若い選手が多いからね。ブルペンキャッチャーも必要。どこまで補充してもらうかだよね」と中畑監督。10人ブルペンとなれば、当然、投げる球数も増える。「バッターだったら1000スイングというでしょう。投手陣も何球と決めてもいいね」と、真剣なまなざしで語った。

◆スローガンも決定

 池田純球団社長がこの日、シーズンのスローガン「熱いぜ!横浜DeNA」と行動指針の「変化。勝負。結果。への執着心」を発表、新球団が動きだした。「他球団のキャンプも見ているから足りない部分が分かる」という中畑監督が、長い評論家時代の経験も生かして、宜野湾の練習環境の改善にも着手する。(後藤慎一)

 

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