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地方
連続不審死・木嶋被告裁判 最長の100日任期、裁判員辞退希望者が続出
2012.1.5 21:17
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5日の選任手続きでは、長期審理を理由に辞退者が多くなることも想定、呼び出し人数は249人と通常の60~70人に対して異例の多さとなった。結局、61人がさいたま地裁に出頭し、裁判員6人が選出された。補充裁判員は2~3人が選ばれることが多いが、今回は長期審理を見据えて6人が任命された。
選任手続きで呼び出しを受けたが、辞退を申し出たというさいたま市の男性会社員(32)は「裁判員を実際にやってみたい気持ちもあった。しかし、拘束期間が長く、仕事で大事な会議もあることを考えて辞退した」と話した。
例を見ない長期審理に関して、一橋大法科大学院の村岡啓一教授(刑事法)は、「3カ月以上拘束される裁判だが、母数を広げて選任しているので裁判員の構成に偏りはないとみられる」と指摘。一方で、「裁判員の負担を考慮し、検察、弁護側双方が主張をいかに分かりやすく伝えられるかが課題となる」としている。
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