シーズン中なのでニコライコーチに会うことはあまりないですが、「どうしてる?」と時々、電話で連絡は取り合っています。
■男子はダイナミック、女子はいるだけでいい選手に
自分が試合に出ないと、フィギュアを見る機会は減りますが、男子は本当に面白いですね。みんな4回転ジャンプを跳びだして、4回転ルッツを跳んだ人もいる。パワフルな4回転時代が戻ってきたなって感じがします。
かつて4回転ジャンプが華やかだった、6点満点の時代に世界選手権も出ているので、やっぱり男子フィギュアはダイナミックであってほしいんですよ。その方がカッコイイですし。
女子はどんな選手がいいかといえば……。自分も競技しているので他の選手のことはいえないんですけれど、「リンクにいる。それだけでいい」という人ですね。存在感があって、リンクにいるだけで会場の色が変わるような……。私にとって憧れの女子フィギュアスケーターといったら、ミッシェル・クワン(米国、98年長野五輪銀、02年ソルトレークシティー五輪銅メダリスト、世界選手権5度優勝)。
シニアデビュー戦だった04年の世界選手権ドルトムント大会で、クワンの後の滑走順でした。(緊張する)最終滑走だったんですけれど、まだまだ自分は子供だったし、公式練習から感激して、ワクワクしながら見ていたのを覚えています。
■選ばれたメダリストの一人としてショーに出演
先日、ニュージャージー州でショーに出ました。出演者は女子だけ、しかも五輪金メダリストが4人、世界女王も4人、ほかも五輪メダリストだけ。圧巻でしたよ。ナンシー・ケリガン(米国、92年アルベールビル五輪銅、94年リレハンメル五輪銀メダリスト)と同じリンクに立てるなんてとても貴重な経験でした。
人生に一度あるかないかの経験だったということに終わってから気づいたのですが、あのメンバーの中で一緒に滑れたのは、本当に光栄なことでした。
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