自民役員会が消費税増税で大荒れ 異論が相次ぐ自民党の谷垣禎一総裁は5日の役員会で、野田佳彦首相が求める消費税増税の与野党協議を拒否する方針を示したが、出席者から異論が相次ぎ、大荒れの仕事始めとなった。 党内には2010年参院選で消費税10%を公約に掲げた経緯から「同じテーブルで議論することが大事だ」(森喜朗元首相)と容認論があり、意見対立が早くも露呈した格好だ。 出席者によると、閣僚経験者が「早期解散と言うだけでは消費税増税に対する自民党の考え方を有権者に説明できない」と発言、解散要求一辺倒の路線を修正するよう求めた。 【共同通信】
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