「パナソニック」は、子会社だった「日本ビクター」を吸収合併した電機メーカー「JVCケンウッド」の株式を売却し、協力関係を解消することになりました。
発表によりますと、「パナソニック」は「JVCケンウッド」の19%余りの株式を保有していますが、そのほぼすべてを売却します。「パナソニック」は、子会社だった「日本ビクター」を吸収合併した「JVCケンウッド」について、筆頭株主として経営を見守るとともに業務面でも協力することにしていました。しかし、業務上の関係がなくなったことなどから株式を売却することにしたものです。これによって「パナソニック」が昭和29年に子会社にしてから58年間続いていた「日本ビクター」との関係も解消されることになります。