野田よしひこが取り組んだ2法案
〇政治資金規正法改正 2007.12.21可決
国会議員関係の政治団体が、人件費を除く1円以上のすべての支出について領収書を公開することを柱とする。政治資金の透明性を高めるねらい。
野田よしひこは民主党の政治改革推進本部事務局長として与野党の実務者間協議に参加し、粘り強く交渉を重ね、合意形成に力を尽くしました。
〇宇宙基本法 2008.5.20可決
縦割り行政を改め、国家として一元的に宇宙政策を推進する体制を構築し、戦略的に宇宙開発利用をすすめ、国民がその恩恵を十分に受けられるようにする。
野田よしひこは、民主党の宇宙基本法検討プロジェクトチームの座長として、この法案づくりに深く関わりました。
その後、「宇宙基本法フォローアップ議員協議会」を発足させ、その共同代表として宇宙政策の旗振り役を務めています。
新日本創成
民主党政権においては、首相の下に「科学技術戦略本部」を新設します。そして、宇宙や海洋といった新しいフロンティアを切り拓き、日本人が夢をもてる国家百年の大計をつくります。
日本は、自主開発の優秀な固体ロケットをもち、世界で3番目に多くの衛星を打ち上げた実績がある宇宙先進国です。地球温暖化に関する観測を強化するなど世界に貢献する開発利用をすすめていきます。
また、日本は、5000メートル以深の深海水の保有体積は世界第1位です。メタンハイドレートなど豊富な資源が眠っており、優れた技術を駆使して海底探査に本腰を入れます。
「麻生内閣不信任」 衆院本会議討論に立つ 2009.7.14
「90歳を過ぎて年金記録が明らかになって、2千万、3千万円、本当は年金がもらえることがわかった。でも、その方は今病床に臥している。にもかかわらず、すぐにお金を支給せず、1年精査させろと言っている。こういう涙のない政治にこそ不信任が突きつけられるべきです。」
「景気対策、経済対策とは名ばかりで、実態は、ばらまきの選挙対策。天下の愚策・定額給付金、アニメの殿堂、こんなばらまきを続けていて日本がよくなるはずがありません。バケツの水をざるに流し込むようなもったいないお金の使い方を何回やったって、日本はよくなりません。」
「25,000人の国家公務員OBが4500の法人に天下りし、そこに年間12兆円以上の税金が流れています。消費税5%分の税金にシロアリが群がっている構図があるのです。そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。」
「お母さんが朝も働く、昼も働く、夜も働く、でも生活するので精一杯、子どもの教育費に手が回らない。子どもたちは進学をあきらめざるを得ない、学校をやめざるを得ないという窮状です。しかし、母子加算の復活を言っても、自民党も公明党も相手にしないじゃありませんか。お母さんと子どもの笑顔が広がる国は幸せな国です。それを拒む政権は、これだけでも十分に不信任に値すると思います。」
野田よしひこ語録
ニッポンまる洗い!
政権交代でしか実現できない日本がある。
(語録)
政権交代の本質とは、前政権のしてきたことを総ざらいして、「国の資源配分を変えること」にあります。 @
一部の既得権集団の利害ばかりを優先するシステムが、政官業あらゆる分野で強固な汚れのようにこびりついています。 A
特殊法人、特別会計、特定財源、「特」とつくものは怪しい。「特(スペシャル)を洗え」というのが、私の鉄則です。 B
小泉さんの構造改革は、セーフティ・ネットも用意しないまま、アメリカに協調していった路線でした。 C
十年間で三百兆円も新しい借金をつくったのに、経済は良くならない。国の資源配分が間違っていたことの何よりの証明です。D
国会議員の三割が世襲、いわば先祖代々の家業として政治家をしている。江戸幕府の老中ではないのです。国家権力を握る人間が固定化するというのは、非常に危険なことだと思います。 E
高度成長が望めない現代において、「政治なんて誰がやっても同じ」という無力感は確実に国民の生活を蝕んでいきます。 F
日本の成長を支えてきた中間層の厚みが薄くなってしまった。政治がやるべきは、セーフティ・ネットをしっかりとつくり直して、厚い中間層をもう一度つくり直すことです。 G
天下りや渡り、ムダづかいのからくりを残したまま消費税を上げても、砂漠に水をまくのと同じです。 H
民主党のめざすもの
政治家主導の政治
政府に大臣、副大臣、政務官、大臣補佐官など国会議員約100人を配置する。
重要課題は「閣僚委員会」で調整し、「事務次官会議」は廃止する。
官邸機能の強化
総理直属の「国家戦略局」を設置し、官民の優秀な人材を結集して、新時代の国家ビジョンを創り、政治主導で予算の骨格を策定する。
「行政刷新会議」を設置し、すべての予算や制度の精査を行い、ムダや不正を排除する。
人を大切にする国づくり
中央政府はスリム化し、外交・安全保障などに特化する。
地方でできることは地方に委譲して、個性あふれる善政競争が繰り広げられる「地域主権国家」をつくる。
社会全体で子育てを応援し、教育の機会を拡充して、子どもたちが生き生きと可能性に挑戦できる国をつくる。
年金・医療制度を土台からつくり直して、安心して暮らせる国をつくる。
働く人や中小企業を支援し、勤労が報われる社会をつくる。 |