日本中に適度の放射能を撒き散らせば、3人に2人癌で死ぬところが、0.06人になるよ
これだけ読んでもいいけど、出来たら、
①3.11大震災についてのあたしの5つの独自見解
②放射能に怯えるのは『闇の勢力』の思う壺
の順に読んでね。
あたしは日本全体が原発に対して、『あつものに懲りてなますをふく』という状態になっているように思うのね。正論を言っても、『御用学者は黙れ!』という雰囲気を感じるのね。へそ曲がりのあたしとしては、敢えて、『御用学者は黙れ!』と言われそうなことを書くね。もっとも、あたしは学者じゃなくて、自称官能小説家だけどね。
台湾に『コバルト団地』と呼ばれる団地があるんだけど、どうしてそう呼ばれるかというと、そこの鉄筋に、コバルト60という放射性物質が含まれていたのね。
放射能を測ると、最も高い部屋で年間525mSv、平均でも年間72.9mSvという恐ろしく高い数値だったのね。
福島原発の事故で、日本政府は、年間20mSv以上を計画的避難地域に指定しているから、日本の基準でいったら、この団地の人は当然避難しなくちゃいけないレベルの放射線量だよね。
ところが、このコバルト60が鉄筋に混入しているということがわかったのがもう入居して10年もたった後で、これまで特に健康被害もなかったからそのまま住み続けて、20年経ったのね。20年目に、台湾科学技術団が調査したところ驚くべき結果が判明したのよ。
このコバルト団地には、約1万人が住んでいたんだけど、「国際放射線防護委員会(ICRP)」の予測では、270人が癌で死んでるはずだったのね。ところが、この団地ではそれがたったの7人だったのね。
この結果からあたしは思ったね。放射線も、適度に浴びるのはむしろ癌には有効である可能性が高いんじゃないかとね。
癌は、細胞のDNAが壊れ暴走する病気ね。放射線も、細胞のDNAを壊すんだけど、放射線が少量だと、細胞の自然治癒力が働いて壊れた細胞のDNAを治すことが出来るのね。
毎日、ごく少量の放射線を浴びるのは、適度の運動と同じように、細胞を鍛えるんじゃないかしら。壊れた細胞のDNAを治す働きが鍛えられて強くなって、癌の予防になるんじゃないかしら。
酒は百薬の長というけれど、飲み過ぎたらいけないでしょ。同じことで、放射線も浴び過ぎたらよくない。どれぐらい放射線をあびるとよくないかというと、これは広島、長崎の原子爆弾の被爆者4万4,000人を追跡調査し得られたものだけど、100~200ミリシーベルトの被曝をすると、癌で死亡する確率は1.08倍 になるんだって。
でも、この統計には重大な欠陥があるとあたしは思うんだけど、100ミリシーベルト以下の被曝をした場合の、癌死亡率が載ってないのね。
もし、コバルト団地での、台湾科学技術団の調査が正しくて、つまり適度の放射線がむしろ癌の予防になるという調査結果が正しいのなら、広島、長崎の原子爆弾の被爆者についても、100ミリシーベルト以下の被曝者の癌での死亡率は、0.03倍とかいうびっくり仰天の数値になっているはずね。どうしてこの調査結果が、広島、長崎の原子爆弾の被爆者についてはないのかしら?
日本の癌死亡率は、年々上昇していて、このままいくと、3人に2人くらいが癌で死亡するわけでしょ。
もし、『コバルト団地』の調査結果が正しいのなら、大発見じゃない。日本中に適度の放射能を撒き散らせば、3人に2人癌で死ぬところが、0.06人になるという計算よ。ノーベル賞100個分ぐらいの大発見だとあたしは思うけどな。
福島原発の放射能は大したことないということを書こうと思ったんだけど、またまた長くなってしまったんで次回ね。
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コメント
>>紀絵さん
もし紀絵さんが台湾コバルト団地で実地検分したいのであれば、不肖tako1463が紀絵さんの専属通訳を勤めます。別にいやらしい意味ではありませんよ。
「欣園茶荘」の若旦那がアレンジするお嬢様を含めた3人で、海鮮ディナーとカラオケ三昧までは付き合うけれど、シェラトンに戻ったら、我々2人と紀絵様は別々のお部屋にお泊りと相成ります。
投稿: tako1463 | 2011年5月11日 (水曜日) 午後 08時25分
>紀絵さん
放射線はDNAに突然変異を起こさせるだけで「自然治癒力が働く」とか「DNAを治す」ことはありません。
少なくとも科学的には証明されてはいません。
癌は細胞の制御機能が破壊されて細胞増殖が暴走するのであって
DNAが暴走するのではありません。
「広島、長崎の原子爆弾」は
割とキレイな爆発だったのであり
むしろ原発の方が破損したときは危険な放射能を長期に渡って出すのです。
投稿: 柳生大佐 | 2011年5月11日 (水曜日) 午後 09時09分
Hiroshima & Nagasaki atomic-bombs would not be treated as clean explosion exceipt schizophrenic patients.
投稿: tako1463 | 2011年5月11日 (水曜日) 午後 09時29分
こちらに書き込むのは初めてです。よろしくお願いします。
脅える事が思う壺なのは同意ですが、放射能の形では難しいと思います。
この場合の放射能は放射性物質という意味です。
放射線は通常の100倍程度なら健康に良いと考えています。
これは半減期の8日であるラドン鉱泉に入ったり飲んだりで健康になるからです。
ただ、半減期の長い放射能が体内に入ってしまうとによって
放射線過剰なると悪影響を受けるのではないのでしょうか?
投稿: yureya | 2011年5月11日 (水曜日) 午後 11時33分
>紀絵さま
「柳生某」です。
あなたの言説はtwitterも含めて毎日全部チェックしてますから ご油断なされませぬように・・・
「私の悪口」言ってはダメですよ!
貧乏タレントの「上原美優」さんが自殺されました。
http://www.youtube.com/watch?v=Qwcc0DgyD8k
紀絵さんの「全裸のブラック・スワン」の記事の中にも”自殺願望”みたいなものが見受けられましたので慌てて反論した次第です。
エロスが生へのエネルギーに転換されている限りはいいのですが・・・・
タナトゥス死への願望へと堕ちてゆくと危険です!
どうかお気をつけください。
昨日は司法書士さんの所へ行って株式会社設立の代金30万円を払い込んできましたので
あとは月末に全部完了するのを待つのみです。
やることはいろいろあるのですが
今日は映画「岳」
http://www.youtube.com/watch?v=vUQENpD_Tvo
でも見てきます。
明日は
「ブラック・スワン」
http://www.youtube.com/watch?v=Wblhitu97CA
を見る予定です。
投稿: 柳生大佐 | 2011年5月12日 (木曜日) 午前 10時40分
Dear Norie,
How can you mend the broken man? (〇〇某)
That`s almost impossible.
Anyway, Checki Daccho...
http://www.youtube.com/watch?v=ZInWGC5L2T8
投稿: tako1463 | 2011年5月12日 (木曜日) 午前 11時32分
柳生昴を首魁とするネトウヨのアクティビティ:
http://www.asyura2.com/11/senkyo112/msg/894.html?c68#c68
投稿: tako1463 | 2011年5月14日 (土曜日) 午前 09時17分
現在、政治哲学の領域でもっとも人気の高い教授はハーバード大のサンデル教授である。
今年の年頭、NHKでサンデル教授の「熱血教室」の大特集が組まれ、熱のこもった講義内容が披露されたが、サンデル教授の主旨は「リバタリアニズムに果たして正義はあるか。」ということだ。
だが、そのイシューについては、孟子の梁恵王篇でほぼ語りつくされており、小生にとって「何を今更」の感がある。
芸者殺し・強姦常習魔の小鼠によるエセ構造改革を経て、日本列島は「リバタリアニズム・市場原理主義」にほぼ侵食され、政権交代後も「愚昧にして覇道のバ菅」が明盲指揮をとり、増々荒廃の道を歩む中、東日本大震災発生に伴って、福島原発放射能拡散、電力供給の逓減、そしてそれらに起因する国民負担増が重くのしかかろうとしている。
だが、小沢一郎が北辰の星となり、日本再生を目指して光の道を歩むよう、切に願うものである。
投稿: tako1463 | 2011年5月14日 (土曜日) 午前 10時20分
放射線強度で、原爆の被爆とコバルト団地のような日常的低放射能の被曝を比較すれば、理由は簡単に解ります。
前者は、放射線強度が後者の何万倍も大きい、
一方、前者の被曝時間はミリ秒ですが、
後者は被曝時間が365日ですからそうなる。
癌死する確率が減少するという治療効果が出るには、
この放射線強度が適正な範囲でないといけないし、
ある程度の照射時間も要る。
放射線の被曝積算量が、同じ値でも放射線強度が違えば、全然違う結果になるのは、当然です。
しかし、今や伝説となった「しきい値無し仮説」では、放射線強度には無関係に、放射線の被曝積算量と、損傷量とが比例するというものです。
この仮説が間違っていたわけですね!
でも専門家の間では常識でしょう。
注意すべき点として、ストロンチウム90のように骨に蓄積するものは
この治療効果は期待できないでしょう。
セシウムなら、治療効果はあるかも?
投稿: Yossi | 2011年8月 3日 (水曜日) 午後 07時02分
補足します。
このホルミシス効果が、原発作業者に当てはまるかですが、
おそらく、それはないでしょう。
コバルト団地のような日常的低放射能被曝とは、かなり異なる。
原発作業者が受ける放射線強度が、千倍以上、大きいと思われる。
その意味で250ミリシーベルトの年間許容量が妥当なのかは、疑問です。
投稿: Yossi | 2011年8月 4日 (木曜日) 午前 10時01分