Windows7のクリーンインストール手順まとめ(我流・覚書)
前回「Windows7:OSやドライバのインストールの順番」の続き。
マザーボードのベンダーサイトでOSインストール手順が指南されていない限り、イマドキのPCは各種ドライバ類のインストールの順序をアレコレと整理する必要は無さそう。
でも、私はおまじないのつもりで一応以下の手順でOSのインストールを行いました。
以下、私流のWindows7のインストール手順の覚書きページです。
私のOS(Windows7)クリーンインストール時の手順
個人的な覚書きのですので、一部に万人向けじゃないモノ(主にドライバインストール)が含まれます。普通はこんなに細かい所まで気にしながらインストールしなくて大丈夫。前ページの内容(サービスパックや最新パッチだけは先に当てておく)だけ守っていれば十分です。
※注意:一部に64bit Windows専用の情報が紛れています(赤字で注意書きアリ)
- PCに接続した様々なハードを取り外す。
- 出来るだけ最小構成にしとく。マザーボードにGPUが搭載してある場合は、ビデオカードも外しておいたほうが良い。GPUドライバのインストール失敗でOSインストールが止まる現象はわりと良くある。
- オンボードデバイス・マウス・キーボード・モニタ・HDD・光学ドライブだけが望ましい。
- まず自分でHDDのパーティション分け
- 普通の人はこんな事しなくてOK。
- OS側で勝手に予約領域を切られるのがイヤだった&500GBのHDDを丸々Cドライブにするつもり無いので。HDD先頭に自分で200MBの予約領域パーティション作成。
- 普通にOSインストール
- XPやVistaに比べるとインストールはメチャ簡単。
画面に出ている指示に従えばOK。 - HDD予約領域作成でPCハングしたように見える場合アリ。
- インストールが途中で止まってしまう報告が多々あるが、その多くがビデオカードの問題。OSインストール中のモニタ接続はオンボードにしておくのが無難。
- インストール中、3~4回再起動あり。
- XPやVistaに比べるとインストールはメチャ簡単。
- ログイン画面にAdministratorを出現させる。Administratorでログオン。
- 参考リンク:Windows7のログイン画面にAdministratorを表示させる
- この後の設定が色々面倒なんでセットアップ終わるまでAdministratorで操作した。
- 復元ポイントの作成を切る。UACを下げる・もしくは切る。
- 切らない方が良いが、最初のセットアップ時は切っておかないと面倒すぎる。
- DVD(BD)ドライブレターの変更
- 後からHDDを複数増設の可能性があるのを考えて、最初に変更しとく。
私の場合ドライブレターK:あたりを光学ドライブ用に。どんだけ積む気かと(笑)
- 後からHDDを複数増設の可能性があるのを考えて、最初に変更しとく。
- サービスパックやパッチの更新
- ネットに繋ぐ前に、ファイアーウォールの設定だけでもしっかりやっとく。
- セキュリティが心配な人は先にウイルス対策ソフトをインストールしておく。
- 「デバイスのインストール設定の変更」の設定
- 「デバイスのインストール設定の変更」を「Windows Updateからドライバーソフトウェアをインストールしない」に設定しておく。
- 自動でデバイスを認識されると困るハードが結構沢山ある場合、先に切っておく。
- チップセットユーティリティがあればインストール
- DirectXや各種ドライバより先にインストールしておく。
- DirectX最新版のインストール
- 「End-User Runtime 」のインストールがお勧め。
最新版はMicrosoft ダウンロード センターから探すのが良い。 - 自分の環境の場合、OS標準でインストールされてるDirectXじゃ動かないツールがいくつかあるので。
- 「End-User Runtime 」のインストールがお勧め。
- ここから取り外していたハードを一つずつ接続していく。地味で大変な作業。
- 「大変」と言いつつも、最近はUSB機器ばっかりなのでそんなに大変じゃない。
- ビデオカードドライバのインストール
- NVIDIA系の場合の覚書き: OS標準でインストールされたドライバは削除しない事。最初は上書きインストールで。
- 参考URL1:Windows7 + NVIDIAのビデオカードの人、注意!
参考URL2:ビデオカードドライバの完全削除と正しいドライバアップデート方法
- 他ドライバのインストール
- オンボードで搭載されたサウンドカードやLANなどから先にインストール
- プリンタ・スキャナ・無線LAN等々。。。
- 参考URL:私が64bit Windows7でドライバインストールに手こずったリスト
- セキュリティソフトのインストール
- 心配な人は「7.サービスパックやパッチの更新」より先にインストールしておく。
- Windows7をテストモードに変更(64bit OS用)
- ウチの場合地デジチューナー、マウス等が非対応なため。
普通この項目は必要ないです。 - 参考URL1:Windows7/Vistaでドライバの署名制限を無効に出来るSetupReadyDriverPlus
参考URL2:Windows Vista/7でドライバ署名制限を無効化する方法その2
- ウチの場合地デジチューナー、マウス等が非対応なため。
- 挙動の怪しいソフト(古いモノ)を先にインストールして作動確認。(64bit OS用)
- ウチの場合Photoshop6.0やIllustrator8.0、Word2000、Excel2000等々。
- Windows98に対応しているソフトやAero非対応なソフトは、先にインストールして作動を検証しておこう。
参考URL:64Bit Windows7 未対応ツールを動かす
- マイドキュメントやデスクトップフォルダをCドライブから任意のデータ用ドライブに変更。
- ここまで無事終了したら復元ポイントの作成。
- 電源の管理を開き、好みにカスタマイズ。
- FONTやデスクトップを好みにカスタマイズ。
- 参考URL1:Windows7のデスクトップのアイコンを小さくする・フォントをMSゴシックに変更する方法
- 参考URL2:その他デスクトップTips一覧
- コーデック類のインストール
- 現在私は、再生用はWin7codecsのみ。
- 他LAME MP3、Huffyuv、Lagarith Lossless Codecなど。
- コーデック類の中には、Administratorでログインしないと正しくインストール出来ないものがあるので注意。(多分設計の古いヤツが出来ない)
- ログイン画面のAdministrator消去、UACを再びONに。使いたいツール類をガンガンインストールして終了。
やる事てんこもりで大変だが、ネットに繋ぎたいならセキュリティソフトのインストールまでは1日で一気に進めちゃう事。その後はのんびりやってOK。サービスパックや更新パッチを先にインストールしてあれば、大きく順番が前後しても大丈夫。
Windows7 インストール直後のプロセス一覧
一応のメモ書き。上記までの手順を全て終了した後の、
「Windows7(64bit)をインストールした直後の起動プロセス一覧」
csrss.exe | クライアント・サーバ・ランタイム・プロセス用のモジュール どういう役割をしているのか知らない |
dwm.exe | デスクトップ ウィンドウマネージャ |
explorer.exe | エクスプローラー |
taskhost.exe | Windowsのタスクホストプロセス |
winlogon.exe | Windowsのログオン機能を提供してるプロセス |
こんだけだった。少なっ!
以下、必要最小限なモノを追加した後に出現したプロセス
avgnt.exe | 愛用中のウイルス対策ソフトAvira Antivirのプロセス。 |
cmvMain.exe | 無線LANのクライアントマネージャ |
nvvsvc.exe | ビデオカードNVIDIAディスプレイドライバ |
smax4pnp.exe | オーディオ関連 |
soundMax.exe | ASUSオーディオドライバ |
合計10個だった。
クリーンインストール直後って、走っているプロセス少ないですねー。
あとがき
昨年10月にメモっておいたもの。当時まとめておいたけど書くタイミングを見失っていた(笑)
で、今さらこんな事を書くのは「SSD欲しいなぁ」とか「Windows7 SP1まだかなぁ」とか気もそぞろになってきたから。
コメント・トラックバックページ C[0] T[0]
関連記事(ぜんぶ見る>> インストール)
Windows 7のインストールディスクを作成・カスタマイズするツール:RT Se7en Lite
RT Se7en Liteのインストール方法
RT Se7en LiteでWindows7 SP1統合インストールディスクを作っちゃおう
Windows7 SP1適用失敗。。。エラー 80070005 Windows Update
Windows7 SP1導入のための自分用注意点
Windows7のクリーンインストール手順まとめ(我流・覚書)
Windows7:OSやドライバのインストールの順番
Windows 7インストールUSBメモリの作成方法