プログラム
1 日目の Conference Day では、Mozilla Japan 代表の瀧田佐登子が「オープン」をテーマにゲストと意見を交わすトークセッションに続き、オープンエデュケーションに関するパネルディスカッションを展開。午後は、最新の Web 標準技術、Mozilla の製品開発ロードマップ、さらにオープンな取り組みの実例などを学べるセッションを用意しました。DemoPit とライトニングトークも設定し、発表者を一般公募します。
※ プログラム内容は一部変更になる場合もありますのでご了承ください。
※ 講演者敬称略
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オープニング/スペシャルトークセッション 夢をカタチに — オープンマインドから生まれる技術とものづくり講演者ナビゲーターゲスト概要「オープンマインド」をテーマに意見を交わすトークセッション。ナビゲーターは、慶應義塾大学 環境情報学部長 村井純 氏と Mozilla Japan 代表理事の瀧田佐登子、ゲストにロボットクリエーターの高橋智隆 氏をお迎えします。 |
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パネルディスカッション 金の卵を育てよう! — 未来のエデュケーションスタイルを考える(同時通訳付)
講演者モデレーターパネリスト概要未来にイノベーションをもたらす子供達の教育も「オープン」が鍵になる?! 教育素材のバリアフリーや、オープンな環境での「学び」などを実践している海外ゲストによる事例を交え、オープンエデュケーションで子供達のモチベーションは変わるのか?果たして金の卵を育てることができるか? など議論を交わします。 |
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昼食休憩概要各自ご自由にお取りください。 ※ ご持参された昼食を 1F のラウンジでお召し上がりいただくことも可能です。 |
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HTML5 と Web 技術の未来 — よくわかる最新 Web 技術解説(同時通訳付)
講演者概要Web 技術の世界では今もなお急速な進化と革新が続いています。HTML5、CSS3、JavaScript など Web 技術の標準化が進むことで、不思議なバグやブラウザの互換性に悩まされたりすることが減り、本格的なアプリケーション開発が行えるようになってきました。今使える Web 技術はもちろん、次にやってくる Web 技術についてもまとめてご紹介します。 |
モバイル業界に真のオープンを! — スマートフォン向け OS「Boot to Gecko」まもなく始動(同時通訳付)
講演者概要Mozilla ではモバイル端末向けに Web アプリ用新 OS「Boot to Gecko」の開発を進め、中の公開を目指しています。カメラやバイブレーションなどのデバイス操作、電話や SMS などの通信機能なども「Web API」として実装と標準化を進めていくことで、オープンな Web 技術だけでフル機能のアプリケーション環境を実現します。このセッションではデモも交えつつ、Web API と Boot to Gecko 開発の最新状況をご紹介します。 |
デザイナーの視点から考える。オープンソースプロダクトの可能性:OLIVE講演者概要物質のデザインは、オープンソース化する事により、ユーザーとの間に新たな関係を構築できる可能性があります。東日本大震災の 40 時間後に立ち上げた、被災者救援のためのオープンソースのプロダクトデザインを集める Wiki サービス OLIVE は、大きなコミュニティの形成に成功し、震災から 1 ヶ月で 100 万ページビューを記録、現在まで約 200 のアイデアが集まっています。この OLIVE の事例、またデザインの発想の方法論を通して、オープンソースプロダクトの可能性についてお話しします。 |
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Web 標準の今、そして未来(同時通訳付)
講演者概要CSS のメインエディターの一人であり、Microsoft 時代には Mac 版 IE の開発の中心人物として知られている Tantek は、今日発達し続ける Web 技術において最も影響力のあるリーダーの一人です。標準化活動に貢献歴の長い Tantek の視点から、W3C、WHATWG あるいは彼が創設した microformats.org における Web 標準策定プロセスの違いを踏まえ、今後の Web 標準策定プロセスのあり方について、また彼が Mozilla に参加して現在取り組んでいる最新の Web 標準化活動についてお話しします。 |
生まれ変わるモバイル版 Firefox(同時通訳付)
講演者概要Firefox の Android 版は デスクトップ版と同一の描画エンジンを搭載しており、モバイルだけの閉じた Web でなく常に同じ表示が行えるようになっています。さらにまもなく「Native UI」プロジェクトにより、これまで課題とされていた起動時間やスクロールなどパフォーマンス面が大きく改善されます。大幅に刷新されるユーザインタフェース、タブレットへの最適化、今後の開発プランなど、モバイル版 Firefox の未来を一足先にお見せします。 |
Power of Open and Beyond — オープンネスの先にあるもの講演者概要クリエイティブ・コモンズはコピーレフトから始まり、オープンソースへと発展したソフトウェア文化を受け継ぎ、コンテンツの生態系を著作権の重力から解き放つためのライセンス・モデルや多くの文化的プロジェクトを世界各地で推進してきました。活動の 10 年目を向かえた現在、インターネット上で公開されている 5 億以上のオープン・コンテンツは真に生態系と呼べる世界を構築しています。この結果、インターネット文化の力学は創造と学習をより密接に結びつけ、更には文化的、社会的な価値をより科学的に評価することが可能になっています。この時間では、クリエイティブ・コモンズが直接関係してない領域の事例も多く取り上げ、オープンネスの先に私たちを待っているかも知れない価値観や社会像の素描を試みます。 |
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Mozilla の Web アプリケーションストア戦略 — 真にオープンなエコシステムを作る講演者概要オープンな Web 技術だけで本格的なアプリケーションを実現できるようになり、Web の OS 化が進んできています。しかしアプリケーションの配信、認証、決済システムについてはベンダーに依存しないオープンなプラットフォームが存在していません。なぜ Mozilla がアプリケーションストアに取り組むのか、どのようなシステムであるのか、開発者はどうやってアプリを配信するのか解説します。 |
pdf.js — HTML5 と JavaScript の限界に挑戦する(同時通訳付)
講演者概要これまで PDF はネイティブコードで書かれたプラグインで表示されてきました。しかしプラグインはしばしばセキュリティホールの原因にもなっているため、 Mozilla では JavaScript だけで PDF を描画するライブラリ「pdf.js」を開発しています。PDF 描画という重たい処理を JavaScript だけで実現するためどのようなテクニックを駆使しているか、Canvas API の限界とそれを克服するため Firefox の実装をどう改良してきているか解説します。 |
Building a generation of "web maker" — Mozilla が考える教育のあり方(同時通訳付)
講演者概要これまで消費コンテンツとして捉えていた Web も、一人ひとりが Web を活用し創造する=「web maker」となることで多様性が生まれ、 Web 体験や生活そのものがより豊かになっていくはずです。Mozilla は、Web のオープン性、Web によるイノベーションを促進するというミッションのもと、様々な公益活動を行っており、そのひとつとして「web maker」となるために必要な Web 技術などを学ぶラーニングプログラムやソフトウェアの提供、必要なスキルを示すためのバッジ制度の創設を行っています。本セッションでは、そうした学習と社会をシームレスにつなごうとする Mozilla の新たな取り組みをご紹介します。 |
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ライトニングトーク司会概要1 人持ち時間 5 分、計 10 名が熱く語るショートプレゼンテーションです。「Mozilla や Web 標準の技術」あるいは「オープンな考えを用いた新しい取り組み」をテーマとした発表を募集します。 登壇を希望される方は、Mozilla マイページでのカンファレンス参加申込の際に、発表内容の概要を添えて、「ライトニングトーク登壇希望」の旨ご記入ください。 |
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Mozilla Vision Night概要カンファレンス終了後に、講演者を交えた懇親会を行います。パーティー中、DemoPit の見学も可能です。 ※ Mozilla Vision Night はカンファレンス参加者が対象となります。Mozilla Vision Night のみの参加はできませんのであらかじめご了承ください。 |
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