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【プロ野球】沢村今年は貯金男になる チームのため、そして夫人のため2012年1月5日 紙面から 昨季セ・リーグ新人王の巨人・沢村拓一投手(23)が4日、“貯金男”になると宣言した。ルーキーイヤーは11勝11敗の五分。今季は先発陣の一角としてチームのために白星を稼ぐとともに、年末に結婚したばかりの麻季夫人(30)を安心させるためにも稼ぎを上げるつもりだ。 順風満帆のプロ1年目にも、心残りがあった。「これほど負けるとは思ってなかった。貯金を一つもつくれず、チームに迷惑をかけてしまった」。好投しても黒星が先行。9月2日のヤクルト戦で敗れ、6勝11敗になった直後には「終わったな、と思いました」。終盤の5連勝で何とか借金は帳消しにしたが、貯金0には不服だった。 今季はソフトバンクから杉内とホールトンの2枚看板が加わり、先発陣も厚みを増した。「素晴らしい選手が入ってきますが、切磋琢磨(せっさたくま)して、1年目以上の成績を残さないといけない」。周囲から期待される大黒柱に成長するためにも、白星先行が必要になる。 私生活でも“貯金”がキーワードだ。オフの契約更改では推定年俸が1500万円から5200万円にアップ。さらに、表彰ラッシュで臨時収入もあった。しかし、沢村は「車も買ったので、特に欲しいものはない。貯金します」と堅実な設計図を描いている。 5日にはエースの内海らとともにグアム自主トレに出発。チーム随一の練習量を誇る左腕の背中を追い、シーズンを通して戦える体づくりを図る。もちろん、目標は3年ぶりのリーグ制覇と日本一奪回。チーム、そして麻季夫人のために、沢村が“貯金”を荒稼ぎする。 (井上学) PR情報
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