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【プロ野球】

出てこいDeNAの張本&加藤初 中畑監督が熱望

2012年1月5日 紙面から

 DeNAの中畑清監督(57)が4日、1976年の長嶋巨人のように最下位から逆襲すると宣言した。DeNAは昨季まで4年連続で最下位だが、75年に最下位に沈みながら翌年リーグ優勝した巨人のように一気の浮上を目指す。新加入のラミレスも、76年に巨人へ移籍した張本勲のイメージとダブっているといい、指揮官は本気でセ界の頂点に照準を定めた。

 中畑監督が身を乗り出して懐かしがった。「あの時は(日本ハムから)張本さんと、(太平洋から)加藤初さんを補強して軸になったんだ。ラミレスは右打者と左打者の違いはあるが、張本さんの雰囲気を感じるよ」

 中畑監督は巨人で唯一の最下位となった75年秋に入団。新人だった76年は2軍から、移籍1年目の張本の活躍を見ていた。今回巨人から移籍してきたラミレスは張本と同じレフト。イメージが重なっているようだ。

 「ラミレスは決して器用なバッターじゃない。不器用なんだけど、努力して日本でうまくなった。張本さんの雰囲気をもっている。それを生かしてほしい。若い選手の手本になってほしいんだ」。実績のあった張本の加入は、巨人の浮上に大いに貢献した。ラミレスにも、あのころの張本のような存在になってもらうことを期待している。

 投手陣では加藤初のような補強をしていないが、ベテランに復活してもらい、チームを引っ張ってほしいと願っている。「気迫ある投球をした加藤初さんも投手陣を引っ張った。うちなら三浦と清水直。向かっていく姿勢を若手はまねしてほしいね」。あのころの長嶋巨人のように若手への切り替えも進め、最下位からの浮上を目指す。 (後藤慎一)

 

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