稀代の才人・ビートたけしが選ぶ「2010年日本の3大論点」。
ツワモノ論客19人が賛否に分かれ壮絶トークバトル!他人のケンカはやっぱり面白い!?
2010年…時の政権は迷走を続け、検察は前代未聞の不祥事。相変わらず凶悪事件も後を絶たない。そんな一年の中でビートたけしが選んだ“今年日本を揺るがした3大論点”。「中国は脅威か?」「死刑は廃止すべき?」などに対し、真っ向対立する主張を持つ論客19人が集結!いずれも腕に覚えのあるツワモノ論客たちが喧々諤々、丁々発止の大激論を飛び交わす。更にVTRでは元閣僚の仰天発言まで飛び出しスタジオ騒然!観客はヒヤヒヤ、たけしはニヤリ・・。だが不思議な事に聞けば聞くほど「そういうことだったのか!」と問題の本質が見えてくる大人の知的バラエティ番組だ。番組を見る前と後では、ものの見え方が少し違っている自分に気づくはず・・・。
司会のビートたけしと、大学生や外国人、林家正蔵ら芸能人軍団がガチバトルの「立会人」としてスタジオに居並ぶ中、3つのテーマに関するツワモノ論客達が入れ替わりで登場する。
(1)日中関係
尖閣諸島での漁船衝突事件に端を発した「日中関係」。柳腰外交と揶揄される日本に比べ、世界第二位の経済大国となった中国の勢いは増すばかりだ。衝突事件について元航空幕僚長の田母神俊雄(たもがみとしお)が「漁師が自分の意思で体当たりするワケが無い。あれば中国の意図」と指摘すると「いやいや、単なる接触事故だ」と言い切る中国側論客。チベット民族問題や言論弾圧問題に関しても「中国は複雑な問題を抱えている」「中国はまだ発展途上国だから」と繰り返す中国側に対し、日本側の論客たちはヒートアップ!いきなり壮絶なトークバトルが繰り広げられる。
また、専門家による“10年後の日中両国の関係シミュレーション”では、「北海道が中国に乗っ取られる!?」「東京に中国人自治区誕生??」など衝撃的な予想が目白押し。果たしてスタジオの論客たちは、折り合う道を見つけることができるのだろうか?
(2)死刑制度
今年、法務省が始めて死刑場を公開し「死刑存廃の国民的議論」の幕開けとなった。世界の流れとしては「死刑廃止」へと向かっているが、国内では依然85%が「死刑は残すべき」と回答。「遺族感情の行き場としても死刑は必要だ」と自説を強く主張する政治評論家の三宅久之(みやけひさゆき)に対し、「政治評論家として立派な人だと思ってたけどガッカリだ!」と反論する弁護士の菊田幸一(きくたこういち)。たけしは、大阪の児童連続殺傷事件や東京・秋葉原の無差別殺人事件など「死刑を望んでの凶行」も増えている事から「死刑よりもっと苦しい刑が必要なのでは?」と提案する。さらに、VTRでは鳩山邦夫が法相時代、宮崎元死刑囚執行までの経緯を初めて語りスタジオ騒然・・・。
(3)検察問題
今年、大阪地検特捜部の証拠改ざん事件という前代未聞の不祥事に揺れた「検察」。自らも検察の「ストーリー主義」に乗せられたと語る堀江貴文(ほりえたかふみ)は「今回は村木局長をやっちゃったから明るみに出ただけで、僕の事件の時にも色々と思うことがあった」と検察への不信を一挙にぶちまける。最初は冷静に聞いていた元名古屋高検検事長の宗像紀夫だが、次第に感情が高まり・・・。また、話は最近の市川海老蔵への暴行事件の行方にまで発展、一体バトルの行方はどこまで行くのか?
“他人のケンカで日本の2010年の論点を振り返る”知的バラエティ番組。年末に最旬の時事問題を家族で楽しめるスペシャルな内容満載だ。ビートたけしのオリジナルな視点の論評もお楽しみに。
司会:
ビートたけし
コメンテーター(座席順)
日中関係
藩慶林
韓暁清
王智新
周来友
田母神俊雄
金美齢
松原仁
山際澄夫
死刑是非論
亀井静香
福島みずほ
菊田幸一
三宅久之
大谷昭宏
勝谷誠彦
検察問題
宗像紀夫(むなかたのりお)
平沢勝栄
堀江貴文
郷原信郎
上杉隆
見届け人(五十音順)
中西哲生
八田亜矢子
林家正蔵
宮崎美子
製作著作:
MBS(毎日放送)
制作協力:
シャッフル
プロデューサー:
福岡元啓
ビデオリサーチ調べ(関東地区)/禁無断転載