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【プロ野球】

おかわり今年はトリプルファイブ 55発&5盗塁だ

2012年1月5日 紙面から

罰ゲームでかぶり物をつける西武・中村=西武池袋本店で(三笘真理子撮影)

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 西武の中村剛也内野手(28)が4日、東京都内の池袋西武本店で炭谷、牧田とともにトークショーを行い、これまで掲げている「シーズン55本塁打超え」の目標に「シーズン5盗塁」を加え、異例の“トリプルファイブ”達成を誓った。昨季は片岡の途中離脱もあり、チーム盗塁数88は日本ハムと並ぶリーグ4位タイ。盗塁数増を目指す渡辺監督の構想に、主砲も応える。

 2012年版おかわりくんは、足もフル回転する。この日、トークショーに集まった340人のファンに向け、近い将来の目標として「50本と言わず、55本以上打ちたい」と日本記録超えを宣言して会場を沸かせた中村。さらに意外ともいえる目標を掲げた。

 トークショー後の囲み取材で「5盗塁? それくらいできればいいよね」と足攻めを宣言。過去最多だった昨季の4盗塁超えに意欲を見せた。打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーではなく、強引に5を並べた「55本塁打、5盗塁」の“トリプルファイブ”が見えてきた格好だ。

 175センチ、102キロだが、走力は十分。50メートル走6・3秒は同僚の片岡と同タイム。渡辺監督にも「サンペイ(中村)はうちで一番走塁がうまい」と言わしめる。その指揮官は「来季は走れる選手をもっと増やしたい」と構想を練っており、チームの方向性にも合致する。

 本業の打撃でも「100打点は最低でもクリアしたい」と、昨季は中村自身(116打点)と同僚の中島(100打点)の2人しか到達していないハイレベルなノルマを設けた。打って走って。例年以上に大忙しのシーズンにする構えだ。(谷光太郎)

 

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