外科や整形外科などに行ったときに、
消炎や鎮痛のために処方される湿布に
モーラステープというのがあります。
この湿布は、長時間効果が持続し鎮痛効果も強いため、
ヘルニアになった患者さんにも処方されます。(ヘルニアに関する
記事は『
病気と怪我の常識』を参照してください)。
しかし、光線過敏症に関する注意事項を守らないと
副作用が出て大変なことになるので、
使用する際は注意が必要です。
モーラステープには副作用があるの?
モーラステープには光線過敏症という副作用があります。
光線過敏症(光接触性皮膚炎)とは、
紫外線によって起こる皮膚炎のことです。
モーラステープに含まれている「ケトプロフェン」という成分は
UVA に当たると光接触皮膚炎を引き起こすと考えられています。
UVAとは紫外線の一種です。紫外線にはUVA(長波長紫外線)と
UVB(短波長紫外線)がありますが、モーラステープを
使用している箇所が長波長紫外線(UVA)に当たると
皮膚炎を起こしてしまうというわけです。
モーラステープを使用したときに光接触皮膚炎になると、
貼付部位の紅斑や発疹・腫脹・強いカユミ・水疱など、
さまざまな症状が現れ、ひどいときには全身に広がることがあります。
ただし、これは通常の接触性皮膚炎とは異なり、
光に当たらなければ症状は起きません。
つまり、紫外線に当てなければ光接触皮膚炎を
100%予防することができます。
使用に際しては以下の点に注意してください。
1.衣服による紫外線の防御をする
濃い色や暗い色ほど紫外線をカットします。
また、ポロシャツに使用される鹿の子などはカット率が高く、
薄地のローンや織り目が粗いガーゼなどはカット率が低いようです。
なるべく紫外線遮断効果の高い衣服で貼付部を覆うことが大切です。
2.屋外での作業は避ける
モーラステープの使用中および使用後は、
強い紫外線に当たる屋外でのスポーツ(ゴルフ・テニス・海水浴)や
作業は避ける必要があります。
3.曇りの日でもガラス越しの紫外線に注意
紫外線は曇りの日でも、晴れた日の60〜80%の紫外線が
透過すると言われています。また、UVAはガラスを透過するので、
窓際で過ごされる方や車を運転する際などガラス越しの
紫外線にも注意が必要です。
4.サンスクリーン剤による紫外線の防御
サンスクリーン剤には、UVA防止効果の指標である「PA」と
UVB防止効果の指標である「SPF」の2種類があります。
光接触皮膚炎の原因になるのはUVAなので、
UVA防止効果の最も高い「PA+++」を使用するといいでしょう。
なお、ケトプロフェンと交叉感作性を示すオキシベンゾンを含む
サンスクリーン剤は避ける事が大事です。
5.貼付が終わっても4週間は紫外線に当てない
貼付後も少なくとも4週間は、衣服、サンスクリーン剤などにより、
使用していた患部を紫外線に当てないようにすることが大切です。
6.他の人へ譲り渡さない
医療用医薬品は、その患者さんのためにだけに処方されたものです。
家族や友人などに譲ったりしないようにしましょう。
また、以下の条件に当てはまる人はモーラステープは使用できません。
1.モーラステープおよびケトプロフェンに対して過敏症がある人
2.チアプロフェン酸(スルガムなど)、スプロフェン(スルプロチン)、
フェノフィブラート(リパンチル)およびオキシベンゾンに対し
過敏症を発現したことがある人

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