北青山に25年続くフレンチレストランがあるということで気になって訪問。
ニューオープンのお店もよいけれど、北青山の老舗フレンチはどんな味なのか?と気になりグルメ友と伺いました。
さすが青山という素敵な空間が広がります。
厨房が見える席でいただきます。
上手く撮影できなかったけれど、鉄板焼きのブースがありそこで焼いていただけるそうです。
ゴージャス感があるのはお店のOPENがバブル期だからなのでしょう。
かといって、バブル期独自の派手派手さはなく、しっとりとした上品な空間です。
今風のリュクスという言葉の方が似合う空間。
まずは乾杯。スパークリングワインをいただきます。
やけに炭酸が元気と思ったらグラスに気泡がある本格的なシャンパングラスを使われていたのでした。
お料理スタート。
いきなりフォアグラとボルチーニが登場!
★アミューズ
フォアグラのコンフィと地鶏のササミ ボルチーニの冷製クリームソース
クラシカルフレンチになると思うのですが、今風のエスプリが効いています。
パンとともにたっぷりとカルピスバターが添えられました。
カルピスバターにテンションアップ
知る人ぞ知る幻のバター、さすが青山のレストランは流行先取です。
★オードブルバリエ
・オマール、ホタテ、夏野菜のガトー
・キクイモのブラマンジェ魚介のジュレとあわび添え
・サーモンムースのロール仕立てキャビアのクラウン
夏らしく爽やかに涼しく登場。
クラシカルと現代風フレンチを融合させ、かつエスニックなフレンチという感じでしょうか。
★スープ 冬瓜の冷製クリームスープ トマトのソルベを浮かべて
シャキッツとしたトマトのソルベと優しい冬瓜の味がマッチ。涼しさを運んでくれました。
酸味もありメリハリが利いたお料理。
★真鯛のポワレ
花ニラとエビのジュースと香草のソース
花ニラを添えるという心憎い演出。淡白に味付けされた真鯛の味を引き立ててくれるエビの風味。
今回いただいたコースは7,350円のコースなのですが、メインを最初に和風OR洋風を選べます。
私は洋風を選択
★国産牛のグリエ マデラ酒とエシャロットのソース 季節野菜添え
エシャロットが主張し過ぎずお肉の味を引き立てていました。
和風を選択した方のお皿
★国産牛のグリエ 和風仕立て
ごはんとお味噌汁がついてくる和風は一同ワーッと歓声。
ライス好きなので和風を選択しなかったことを後悔しちゃいました。
和風コースは2名以上から受け付けてくれるそうです。
次回は私も和風コースでいただいてみたい!
クラシカルなのですが現代風アレンジも取り入れ、流行にも敏感なフレンチ。
高級食材をふんだんに盛り込み、丁寧に作られています。
★デザート
夏の果物のミネストローネとタルトショコラ
スイカとオレンジ、マンゴーのミネストローネはスイカ、オレンジ、マンゴーと順番に味が香ってきますが、最終的にはスイカの味でサッパリとまとまります。
私はいただいてないのですが、こちらのお店はコース料金に+1,000円で特製カレーをいただけるそうです。
カレーというよりもシチューのような高級洋食屋さんでいただくような懐かしさを感じるカレーだそうです。
フレンチを食べ慣れたフレンチがわかる人のレストラン。そんな印象のお料理でした。
ゆったりと上品なゆとりある空間は接待需要が多いそうですが、マダムのランチ会やちょっと大人のカップルが似合う空間でした。
近隣にはおしゃれなバーやカフェもあるし、隠れ家的なレストラン駄々は知っていると便利なお店です。
ブロ友さんがランチで行かれていて、スタが美味しいとレビューしているのでパスタも気になりました。
お腹いっぱいで食べ損ねた黒いカレーも気になります。