公明党は、次の衆議院選挙でも自民党との選挙協力を継続する方針を固め、今月開く党の会合に自民党の谷垣総裁を初めて招き、政権を衆議院の解散・総選挙に追い込むため、両党が連携していく姿勢を明確にすることにしています。
公明党は、去年11月、前回の衆議院選挙で全敗した8つの小選挙区に北海道10区を加えた9つの小選挙区の公認候補を決めるなど、次の衆議院選挙に向けて準備を進めています。こうしたなか、公明党は、次の衆議院選挙でも自民党との選挙協力を継続する方針を固め、山口代表が出席して12日に札幌市で開く党の会合に自民党の谷垣総裁を初めて招くことになりました。公明党は、新たに候補者を擁立する北海道を重点地区と位置づけ、自民党の協力も得て支持を広げたいとしており、谷垣総裁も、公明党が公認候補を決めた9つの小選挙区では候補者を擁立しない方針を表明する見通しです。公明党としては、山口代表が野田政権への対決姿勢を強めていく考えを谷垣総裁とそろって強調することで、政権を衆議院の解散・総選挙に追い込むため、両党が連携していく姿勢を明確にすることにしています。