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岡田監督に〝反日の逆風〟

2012年01月04日
スポーツ

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【サッカー】前日本代表監督の岡田武史氏(55)に危機が迫っている。中国スーパーリーグの杭州緑城の監督に就任した岡田氏は12月24日に現地入りし、指導を開始した。ただ問題は中国国民の反日感情だ。岡田監督は就任会見で「(中国で)日本人の私を雇うのはリスクがある。オーナーには『勇気がありますね』と言ったけど、もう批判を受けているそうだ」と笑顔で話している。
 中国国内では日本代表戦などが開催されるたびに大きなトラブルが起きている。2010年10月のU—19アジア選手権(中国)では日本戦で中国人サポーターがピッチに乱入し、日の丸を奪って逃走する事件があったように反日感情は根深い。
 日本サッカー協会の公認選手代理人は「中国は国家レベルでサッカーに力を入れているけど、岡田監督でも負ければ“日本人出て行け”となるだろう。ファンやスポンサーが騒いでクラブに圧力が掛かれば(フロントは)すぐに岡田監督を降ろしかねないだろう」と警鐘を鳴らした。
 特に代表を指揮していた08年東アジア選手権(中国)では中国紙に「典型的な日本人の丸顔でメガネ。学校の先生のようだ」と風貌を批判された。試合に勝てなければ、その容姿への批判も加速するはずだ。
 岡田監督も「(日中間には)政治レベルでの領土問題もあるし、試合に勝てなければ反日感情もあるだろうから、批判を受けるだろう。(契約)交渉でもあり得ないようなことがあった。ただ文化が違うし、自分としては受け入れるしかないと思っている」。
 様々な困難が立ちはだかる中でアジアを代表する名将の真価が問われそうだ。

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