越前市かるた協会の第24回新春かるた事始めは3日、同市東千福町の紫式部公園休憩所「藤波亭」で開かれた。はかま姿の小学生が取り姫となり、優雅な手合わせを披露。出席者は技術の向上や1年の活躍を祈願した。
同市は、多くの有段者を輩出するなどかるた競技が盛ん。恒例の事始めには同協会の会員ら約50人が参加した。
取り姫は大友香奈さん(武生西小6年)、新保朋実さん(同)、山川実佑子さん(武生南小6年)、金井美帆さん(武生西小6年)の4人が務め、ゆったりとした雰囲気で札を取っていった。
取り姫は、昨年の全日本かるた選手権大会を制した福井県越前市の川崎文義六段(23)とも対戦した。