優雅な手つきでかるた事始めにのぞむ取り姫=越前市の藤波亭で
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越前市かるた協会の「新春かるた事始め」が3日、同市東千福町の藤波亭で開かれ、あでやかなはかま姿の小中学生の取り姫が優雅な手つきで初手合わせをした。
4人の取り姫は2人1組となり、畳の上に並べられた百人一首の札に目を向け、静かな手つきで札を取っていった。取り姫の1人、武生南小学校6年の山川実佑子さんは「中学でもかるたを続け上達したい」と話した。
この後、昨年かるた名人戦に挑戦者として出場した川崎文義さんのトークや、取り姫との模擬試合も行われた。今年の名人戦には出られなかった川崎さんは「来年は名人戦で勝ちたい」と抱負を語った。模擬試合では、川崎さんが素早い手さばきで札をとり、観客から歓声が上がっていた。
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