さて、アメリカのバーで一人の女性が、ちょっと火を貸してくれない?
ここまでは、良くある光景・・・しかし・・・え?このタバコ、私好きなの・・・吸ってみる?・・・そう、この女性は、タバコの口コミマーケティング要員なのだ!!となれば、話は別
延々とバーに居続け、出会う人出会う人とタバコの話しをする。それだけ。売り込みはしない。しかし、そういうステルスなマーケティングがボディーブローとなり、口コミで商品が広がっていくという手法・・・しかも組織的、アメリカはすげー
From TBS | 「CBSドキュメント」
ステルス・マーケティングの講習
ステルスマーケティングとは、モノを売りつけられていることを悟られないマーケティングです。
そして実践
場所は、スターバックス。
一般客に紛れて、ただ、ゲームをするマーケッタ
普通の客だと思い・・・ゲームとデバイスに興味を持つ別の客
やりたいなら、貸してやるぜ!!
みたいな、ただの客をよそおって、話しかけるマーケッタ
とうぜん、ココでは、売り込みはせず、体験させるだけ。しかも、自分はファンだから、というのを表に出して、宣伝だというのは伝えない。
つまり、商品が良ければ、体験さえしてもらえれば買ってもらえる。しかも、友達にも勧めてもらえる。
そう、口コミマーケティングの口火を切るためにこんな営業をしているのです。
実践・・・カメラ編
ピンクがマーケッタ。赤がターゲット。
1.観光客を装う。
2.すみませーん。写真とって下さい
3.ターゲットが、売り込み中のカメラを使う。
4.お客にスムーズにカメラを使わせることに成功。
これで、そのカメラが、使いやすければ人気になるというマーケティング手法。
とうぜん、質問されれば、カメラをほめる!!しかし、売り込みはしない。あくまでもステルス。
あくまでも、売り込みではなく、僕はこのカメラが好きです。というスタイルにターゲットが影響される!?
クラブ編
1.何か飲みます?
2.クランベリー割
3.自動的に宣伝するメーカーのウォッカを使って飲み物を出す。
4.ただし、ウォッカの名前は宣伝しない。
これもすごい。つまりは、ウォッカの名前をだすと売り込みだと思って、いやがる人がいるけど
言わないで、普通に何回も飲めば気に入る。気に入れば人に薦める。そこから、人気が出るという狙い。
なんといっても恐ろしいのは
全てが組織的・・・
これは、冒頭で紹介した、タバコのサイレント・マーケティングの講習会。
人を集めて、訓練して・・・街に放つ。
彼らは、一般の客のフリをして、私このタバコ好きなの。
ゲームしている。カメラで撮って下さい。
などなど・・・様々手法で、商品を体験してもらう。
こえー、だれかに、何かを薦められたら、それは、宣伝なのかもしれない!!
とくに、ブログ!!で良いといわれていたりするのは、多大に宣伝ですからねー。
というか、自分が気に入ったモノなら薦める。気に入らないならなかったことに・・・
どのブロガーもそういう感じですから、ウソではないんですよね。
レビログもアイレコメンドですから。僕が好きだから薦めます。嫌いだから3点。
どんなに良い物でも。僕が気に入らなければ、NG.
気に入れば!!ダメな商品でもブラボー
それがレビログ流。
でも、アルバイト使ってとかは、ヤリスギじゃね?
From TBS | 「CBSドキュメント」
TBSはノリが好きじゃないけど、このCBSドキュメントはアメリカの情報を伝えてくれるので好き。
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