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2012年も宜しくお願いします

現時点で様々なメディアで取り上げてもらえており
更にこちらに取って出したい情報など沢山出てきましたので

情報を出せる時には随時出して行きますので
一日、一度は是非このホームページをチェックして貰えればと思います。

新聞に取り上げられた声明文を掲載しました

日本精神科病院協会県支部が出された声明文を教えて頂きましたので参考に掲載致します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜声明文〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

当日本精神科病院協会滋賀県支部は、今般、滋賀県の推進する医療観察法の施設の建設を凍結するよう要望する

理由

一、当該施設は患者の治療有効性が実証されていないこと
二、当該施設は極度の閉鎖施設であり、これは時代と逆行するものであること
三、当該施設を必要とする本県患者は極めて少ないにもかかわらず、当該施設が滋賀県に必要な明確な理由説明が
されず地域住民にとって何ら理解を得ていないこと

以上

滋賀県知事 嘉田由紀子 様
平成23年12月28日
日本精神科病院協会 滋賀県支部
支部長 畑下嘉之

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜声明文〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最後になりましたが、この一年お世話になりました。
来年も大変になると思いますが、よろしくお願いします。

良い年をお迎えください。

各種新聞に取り上げられてます

日本精神科病院協会県支部が12/28、滋賀県が計画する触法精神障害者の入院施設

「医療観察病棟」の建設凍結を求め、嘉田由紀子知事宛てに声明文を送った事について

各種新聞(京都新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞)が取り上げてます。

yahooトピックスにも毎日新聞の記事が取り上げられてます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111230-00000152-mailo-l25 

2012年は、対話の年へ・・

東日本大震災から9カ月。まだ、爪痕の残っている被災地で懸命に再建に向かっている人々。
故郷を追われながらも前向きに生きようとしている人々。今、日本の政治や行政に必要な視点は、
何を優先順位として取り組まなければならないのかというマクロな視点ではないでしょうか。

国税13億円と毎年の運営費のため、大型収容施設の医療観察病棟建設に邁進する病院事業庁には、
赤字経営の失敗を他(国)から安易に補填して帳消しにしようとする縦割り行政の弊害と自己保身
の体質しか見受けられません。赤字を減らすには、まずは自助努力が必要でしょ う。民間企業では、
当たり前のことです。

病院事業庁の計画には、対象となる入院患者のことや地域住民の姿もなく、精神障害者への偏見や
差別をどう取り除いていくかといった長期的な視野もない、ただ自分たちの運営上必要だから23床
(滋賀県にはこんな数は必要ない)の病床建設にこだわり強引に進める手法だ けです。

今後、嘉田知事と病院事業庁は、どこに向かっていくのでしょう。誰のための何のための建設計画
ですか?地域の同意も理解も得なくて構わないと断言して、良質な医療と福祉を提供できますか?
岡江医師1人で担えるのですか?急いで建設を進める理由は何ですか?

嘉田知事殿、2012年は真の「対話」を・・。住民は待っています・・。

 

 

「報道と精神障害を考えるシンポジウム」(配布資料と動画)

当日のシンポジウム配布資料と動画を掲載しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍谷大学でシンポジウム開催

村木病院事業庁長が初めて登壇。多くのメディアが取材に。
村木氏は岡江先生とともに、建設に向けて一歩も引かない姿勢であると訴え、
「やる気満々」であることがよく分かりました。
その一方で、自分たちの説明不足は「国が情報をくれないからだ」とも。
おやおや。じゃあ、今度は国からいっぱい情報をもらっておいてください。
何度でも公開の場で話し合いましょうね。
今度は知事もご一緒に。「対話の県政」ですから。

もっと「対話」を! 待ってますよ。


嘉田知事のマニフェストには

対話から共感へ
共感から生まれる自治

とありますよ !?

「報道と精神障害を考えるシンポジウム」(配布資料)

地元住民の立場として住民側のシンポジウム配布資料を掲載しました。

 

明日はいよいよ「報道と精神障害を考えるシンポジウム」開催日です

12/19(月)は龍谷大学にて15:20〜「報道と精神障害を考えるシンポジウム」開催されます。

誰でも見に来る事が出来る様なので、是非皆さんも見に来て下さい。

勿論質問なども出来る環境と聞いてますので、何か不明点が在れば質問のして下さいね〜

場所は龍谷大学瀬田キャンパス 2号館220講義室
問い合わせ先:龍谷大学社会学部教務課
電話:077-543-7760
担当:平綱
http://www.ryukoku.ac.jp/event/detail.php?id=945

だそうです。

病院事業庁長 登壇!!

住民説明会に1度も来られなかった病院事業庁長の村木氏が、龍谷大学で開催される
報道と精神障害を考えるシンポジウム」に登壇。地元住民との初めての討論にどう答えるか!!

報道と精神障害シンポジウム 詳細情報

報道と精神障害シンポジウムの詳細情報が龍谷大学ホームページに出ています。
http://www.ryukoku.ac.jp/event/detail.php?id=945

龍谷大学共生社会研究センター
「報道と精神障害を考えるシンポジウム」の開催について

今回で4回目となります。精神障害者が地域で生活し、働くためには、
「偏見」や「差別」、普通の暮らしを妨げる「見えざる障害」を取り除く必要があります。
目指すのは、よりよい地域社会の実現です。ぜひ、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

テーマ : 「報道と精神障害を考えるシンポジウム」
日 時 : 2011年12月19日(月) 15:20~17:50
場 所 : 龍谷大学瀬田キャンパス 2号館220講義室
問い合わせ先:龍谷大学社会学部教務課
電話:077-543-7760
担当:平綱

 【20111219】報道と精神障害を考え(ファイル形式pdf サイズ804kb)

県庁秘書課からの回答

県庁秘書課の担当者から、嘉田知事への質問に対して、回答をいただいています。

<質問1>
Q:各地で説明会が開催されているが、最高責任者の知事が足を運ばれなかった理由はなんですか?
対話をしないのはなぜですか?

A:医療観察病棟の整備は、新病棟開設準備室の説明事務におまかせしています。説明会に行かな
かったのでなく、病院事業庁からそういう話があれば判断されます。

Q:説明会のとき、病院事業庁の担当者へ知事に来ていただくよう住民側から要請してましたが、そ
うした話は伝わっていなかったのですか?

A:その話は病院事業庁のほうへ話をして下さい。

<質問2>
Q:医療観察制度は、精神科医の先生たちでも反対している問題が多い制度といわれているが、それを
理解した上で進めようとしているのですか。あえて推進する理由を教えて下さい。

A:知事はもちろん趣旨を理解した上で、課題を踏まえて進められています。問題があることも知って
いるが、住民の不安を取り除いて進めてほしいと病院事業庁へ伝えています。

<質問3>
Q:こういう建物を建てて何か起きた場合、嘉田知事が責任をとる覚悟があるのですか?

A:知事の責任は病棟の運営の責任です。

報道と精神障害シンポジウム

地域住民の理解を得ないで建設は進められません!!

厚生労働省障害福祉部精神保健福祉課の担当者が、地域住民の同意を得ないで建設を強行する
ようなことを、厚生労働省は方針としては出していないことを明言。地域住民の理解を得ながら進めて
いく必要ありとしている。建設を強行するようなことを説明会で伝える愚挙は、滋賀県の独断です。
民主主義社会の行政とは思えない行為です。病院事業庁長の独断ですか?そんな権利があるのですか?

 

回答事例⑨虚偽回答、虚偽説明(P39)

11月5日説明会配布資料の回答事例(住民:Q質問)(病院事業庁:A回答)(コメント)から 抜粋しました。

(住民)
過去2回の説明会で虚偽回答、虚偽説明と言われているところがありますが、再度事実を明確にし、
説明して下さい。

(病院事業庁)
これまでの説明会で説明の至らない点や情報の確認が不十分な点がありました。
(中略)
9月11日青山学区、9月22日上田上学区での説明会で「医療観察入院・通院中で重大な再犯を犯した
ものはゼロ」と誤った資料を配布しました。
その後、国に確認したところ「精神保健観察中(通院中)に再他害行為を行い、刑事処分もしくは新たな
医療観察処分を受けた者は、制度施行された平成17年7月15日から平成23年9月20日まで全国で
5名である。」ということでしたので、訂正します。

(コメント)
嘘の説明をしたということを、後で訂正することが説明会そのものに対する不信につながってます。
事実を把握していない状態で説明会開催する病院事業庁がこのようなリスクの大きい施設運営できますか。

回答事例⑧嘉田知事のインタビュー(P42)

11月5日説明会配布資料の回答事例(住民:Q質問)(病院事業庁:A回答)(コメント)から 抜粋しました。

(住民)
嘉田知事のインタビューで滋賀県が汗をかく・・・旨の発言がありました。汗をかくのは地域住民の冷や汗
のことですか?

(病院事業庁)
回答なし

(コメント)
地域住民と対話なく建設を強行したら、「住み心地日本一」を掲げられている嘉田知事の政治家資質が
問われます。

 

回答事例⑦遅すぎた説明会開催(P35)

11月5日説明会配布資料の回答事例(住民:Q質問)(病院事業庁:A回答)(コメント)から 抜粋しました。

(住民)
直前になってからの説明会等、説明の遅さに対して不信感、不安が強い。今後も同様に直前になってからで
ないと、しかも要望がないと説明がないことに対してさらに不安を感じる。建設、入院後の安全面の不安、
何かおきても責任を取ってくれないとこれまでの対応からも思います。安全というが今回の説明の対応の遅
さからも十分な情報開示をしてくれるのか?安心した生活が保てるのか不安であり反対です。

(病院事業庁)
医療観察病棟は、これまでに全国28ヶ所で整備されています。一部の施設では、その地域の住民の方からの
安全面に対する不安の声もあると聞いてます。そこで、本県の整備にあたりましては、しっかりした説明がで
きるよう施設の安全面や機能面を明確にした上で、近隣の施設や地域の学区自治会、隣接の学区自治会を順次、
説明をさせていただいております。

(コメント)
1年間も放置状態で住民側が働きかけて説明会を開催した事実をお忘れでしょうか?しっかりした説明と回答
が得られていないから問題になっていることに向きあって下さい。

病院事業庁 Q&A資料(コメント入り)

病院事業庁が、地域住民へ配布した別のQ&A資料にもコメントを入れましたのでご覧下さい。

【病院事業庁】Q&A資料.pdf

↑右クリック「別名で保存」でPCへ保存できます。

回答事例⑥危機管理体制(P20)

説明会配布資料の回答事例(住民:Q質問)(病院事業庁:A回答)(コメント)から 抜粋しました。

(住民)
Q:万が一入院施設から逃走など起こった場合、こちらの地域まで30分以内に到着できてしまい
ますが、その場合の危機管理体制はどうなっていますか?
30分以内に事象の伝達、対応が確実にできるものですか?

(病院事業庁)
A:内容や可否について各自治会や警察、関係団体と協議したいと考えています。

(コメント)
連絡を受ける地域側は、そうした今後の対応を聞いてません。安全に関わる重要事項は、計画前に
しっかり関係地域と話し合うのが常識ではないでしょうか。

大事な危機管理体制について、計画前に協議しないのは、行政の手続き不備です。建設計画の白紙
撤回を求めます。

回答事例⑤建設の是非(P34)

説明会配布資料の回答事例(住民:Q質問)(病院事業庁:A回答)(コメント)から 抜粋しました。

(住民)
Q:指定入院医療機関運営ガイドラインに明記されています恒常的な地域との窓口をどのように
お考えですか。これは建設前にしっかり話しあわれ、納得のできるものでないと、建設の是非を
問わなければならないと思いますがいかが でしょうか。

(病院事業庁)
A:定期的に開催する地域連絡会議(少なくとも年1回開催)に、関係機関だけでなく地域住民の
関係者にも出席いただき、入退院の状況等の報告を行い、地域 との連携を図っていきたいと考え
ています。 ただし、個々の患者の他害行為の詳細など履歴はプライバシー保護の観点から公 開
できません。 また、非常時の連絡体制など各自治会や警察関係団体と協議したいと考えています。

(コメント)
建設してから、会議に参加というのは順序が違います。建設前に、地域住民へ説明、 会議の協力
要請するのが、誠意ある対応であって、出来てから強制的に参加呼びかけは、傲慢です。信頼関
係を築けない中、連携という言葉は空虚です。

回答事例④知事の政治手法(P19)

説明会配布資料の回答事例(住民:Q質問)(病院事業庁:A回答)(コメント)から 抜粋しました。

(住民)
Q:安全、安心な街づくりに力を入れておられる知事に自治会として、再三、交番を設置 してほしいと
要望していましたが、いつも財政難を理由に交番の設置は保留されています。
今回、多額の資金を投入して施設を造るにあたって、住民の安全や安心に十分な説明をせ ず、同意をし
なくても施設を設置するという知事の政治手法に強い警戒心を抱いています。

(病院事業庁)
A:国のガイドラインに沿って、施設設備面、人員配置面、運営管理面から十分な対応をして施設や運営
管理面の安全確保します。

(コメント)
病院事業庁の最高責任者は説明会へ来ず、自ら手を挙げた知事も対話をしない滋賀県に、 今後の安全対
策を含めた具体的な展望があるとは思えません。
信頼できない責任者に、自分の地域の安全に関わることを任せられますか。