イラン軍司令官、米空母がペルシャ湾に戻った場合行動と警告=報道
[テヘラン 3日 ロイター] イラン軍の司令官は、同国海軍が軍事演習をしていることを理由にペルシャ湾を離れた米国の空母が再び寄港した場合、何らかの行動をとることになると述べた。国営イラン通信(IRNA)が3日伝えた。
イランをめぐっては、オバマ米大統領が12月31日にイランから原油を輸入する国の金融機関に米国独自の制裁を科す法案に署名。欧州連合(EU)は米法案に従ってイランからの原油輸入を禁止することを検討している。
IRNAによると、イラン軍司令官は「この警告を繰り返すつもりはない。敵の空母は、わが軍の軍事演習を理由にオマーン湾に移動した。米国の空母に対し、ペルシャ湾に戻らないよう勧告し強調する」と述べた。
この司令官は、具体的に空母を名指しせず、ペルシャ輪に戻った場合にイランが講じる措置についても明らかにしなかった。
イラン海軍は、10日にわたる軍事演習を2日に終了させた。
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