消費増税で首相「全世代型社会保障案を作った」

  • 2012年 01月02日 22時56分
  • 提供元:読売新聞
 首相は1日、東京都内で行われた年賀状の配達出発式であいさつし、今年の政権運営について、「(今年は)日本再生に歩み始める最初の年だ。希望と誇りある日本を目指し、国民の皆様が確かな一歩を踏み出したと実感できるよう、努力していく」と述べた。
 2日夕放送の政府広報ラジオ番組では、焦点の消費税増税について、「全世代型の社会保障の案を作った。それを支える財源は段階的に消費税を引き上げて対応する。その理解を得る努力をしていきたい」と訴えた。
 首相の民主党代表としての任期は今年9月末までだ。首相は、消費税増税に向け税制関連法案を通常国会で成立させ、党代表再選に道筋をつけたい考えだ。
 内閣支持率は下落しているが、首相は、増税の実現には幅広い国民の支持が不可欠だとみている。このため、与野党協議と並行して、自ら街頭演説などを行い、国民に直接、税制改革の必要性を訴えていく方針だ。

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