2011年11月5日 21時20分 更新:11月5日 23時23分
自民党の谷垣禎一総裁は5日、仙台市で街頭演説し、復興債の償還期間について「仮に(財源が)30兆円かかり、10年間で返せば毎年3兆円返さないといけない。これを30年でやれば(負担は)1年間1兆円で済む。それぐらいならば日本の体力でもできると政府に提案している」と述べ、20~30年程度を念頭に柔軟に対応する考えを示した。
自民党は建設国債に準じた60年程度の償還を主張しているが、2日の総務会で谷垣氏への一任を決定している。【佐藤丈一】